MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

僕の持ってるEDH(4):世界を彫る者、ファイラス

こんにちは、ぷろすたです。

 

今回は最近お気に入りの統率者デッキのご紹介です!

 

その統率者は

 

「世界を彫る者、ファイラス」

 

です。

 

 

前半は僕のTwitterアカウントで昨年末に実施した、EDHデッキプレゼント企画のデッキを解説していきます!

 

 

 

こちらはとりあえず家にあった余りカードと安価ストレージでの拾い物で作ったデッキなので、高いカードは入ってません!大体ワンコイン以下ですし数十円のカードばかりです。

 

なので"とりあえず安くて楽しくカジュアルに遊んでみたい"という方に大変オススメ。

 

この記事はとりあえずプレゼント用のものを作って一度だけ遊んでみての時点で書き始めたものになりますので、さすがに深いところまで研究できていませんが

 

"これめっちゃ楽しいです"

 

なので作るうちに自分のも欲しくなってしまったので、作っちゃいました笑

記事の後半では、数回遊んでみて検討と改良を行った僕が使っているもののリストを載せます。ぷろすた会ではそちらを貸し出しできますので、使ってみたいなーと気になった方は遊びにいらした時にリクエストをくださいね^^

 

というわけで前半のデッキは安価構築後半のリストはもう少し金額をかけたモノだと思ってください。前半の方は資産ゼロからでも1万円前後くらいで作れると思いますが、後半はさらに1万円くらいかかってくるかと思います。

 

 

では解説していきます。

 

↓前回(というか欠番が生まれてしまったので前々回)のEDHデッキ紹介はこちら

www.psstandardmtg.com

 

↓やっているEDHのレベル感に関しての所感はこちら。

www.psstandardmtg.com

 

 

 

 

 

但し書き

今回は年末の「クリスマスプレゼント企画」で家にある余りカードでデッキを作ってプレゼントするという主旨で作成したデッキのリストを載せています。
なので統率者有識者からすると「これを入れるのはどうなんだ」とか「こんなの間違ってる」というご指摘が多数あるかと思います。

しかしながらどんなデッキを作ろうが作る人の勝手ですし、正しい正しくないよりも「こうしたら低予算で組んでも楽しいんじゃないか?」程度のことしか考えずに作っているので厳しいご指摘はご勘弁願います(それでも一枚一枚採用理由を考えて採用してはいます)。

僕が使っているものに関してもあくまでレベル6以下のカジュアル卓で自己表現しやすいように組んだカジュアルなものなので、「いつでも勝てる大正義の大正解」を求めて辿り着いた人はこれ以上読まないことをお勧めします。

 

 

統率者紹介

まずは統率者を紹介していきます。

 

 

話が逸れますが、このファイラスというカード、個人的にはとてもお世話になったカードなんです。

エルドレインのスタン落ち以降、食肉鉤のおかげで大好きなアグロが悉く駆逐されてモチベーションが低下していた頃に、安く組めて楽しい動きのスタンダードを探して行き着いたデッキが赤緑上陸でした。

そのフィニッシャーだったのがこのファイラス。コミカルかつパワフルな動きができるようにチューンして馬鹿笑いしてスタンを駆け抜けることができました。

 

なのでとても愛着があり、少し惜しい気もしたのですが、今回はそんな歴戦の相棒のうちの1枚を

「新天地でも楽しい戦場にするんだぞ…!」

という期待を込め、プレゼント企画の統率者として送り出すことにしました。

 

 


話を戻して、改めてファイラス君を紹介します。

 

 

 

6マナ5/5という重量級カードで、出た時に0/1の植物トークンを生成します。

生成する植物トークンの数は

 


「コントロールしている基本土地の数」

 


です。


ファイラスを統率者とした場合には主に"山"と"森"を参照することとなります。(厳密に言えば冠雪の山と冠雪の森と荒地も参照できますね)

 


スタンダードの頃も、2色デッキなら必然的に基本土地も増えますし、基本土地が多いということは土地基盤が安く組めてとても助かりました。その上その構成を「ただの金額的な妥協の結果にさせず、しっかりと意味を持たせられる」というところがこのカードのいいところでした。

 

 

もちろんこれは統率者においても十二分に言えるメリットとなります。
マナベースを安く抑えるために安い2色土地をたくさん入れれば安くても安定したマナ基盤にはなりますが、限界はあります。そこに嫌気がさして高いカードをどんどん追加していってマナ基盤だけで数万円、なんて人もちらほらいますが、殊にファイラスの場合は基本土地を多くとる構成にしてしまえばいいのでとても安上がりです。詳しくは下で書きます。

 

 

ファイラスが着地したならば、今度は土地が1つ戦場に出るたびに、植物に+1カウンターを4つ置けます。


つまり、4/5の植物を大量に並べることを目指すもよし、大量のカウンターを乗せたクソデカ植物を一つ作ってけしかけるもよし。

 

 

僕がスタンダードで使っていた頃は、この上陸誘発がインスタントタイミングに起こるように工夫をすることで、土地加速呪文をコンバットトリックのようにして使うことでダメージを通して勝ったりしていました。この挙動が非常にコミカルで、通ると唐突に盤面全体で打点が10点以上跳ね上がる時もあるという恐ろしい挙動をしていました。

 

 

今回のプレゼントデッキでもそんな挙動が可能になるように、インスタントの土地加速を採用している他、似た挙動が繰り返しとれるエンチャントを採用しました。

 

 

ゲームプラン

 

今回の統率者は殴り中心のカジュアルビートダウン統率者ですので、もちろんですがまずは素早くファイラスを出し、大量のお供(植物トークン)をけしかけて殴り切るのが理想。

さて、6マナと重いファイラスを他の統率者に負けずに早く出すためにはマナ加速が重要です。そして、たくさんの植物を出すためには、ファイラスが出る時にたくさんの基本土地が並んでいることが重要となります。

 

このため、マナアーティファクトやマナクリーチャーなど、マナ加速にも色々な方法がありますが、今回は「土地加速」、つまりデッキから土地をサーチして戦場に出すものを主軸にしてマナ加速を選定していきます。

 

戦場にファイラスが着地した後も土地加速を続ければ上陸能力が誘発するので、盤面をさらに強くすることができます。そうして完成した特大植物軍団を相手にけしかけて圧殺していくというゲームプランになります。

 

 

ただし、ファイラスが一度やられてしまうと次に唱える時は8マナ、その次は10マナと重くなります。デッキの性質上土地は伸びるので再キャストは簡単なのですが、どんどん再展開後の戦線の維持が難しくなりますので、一度流されてしまうと復旧する頃には相手の盤面がとんでもないことに…ということも多々あります。

 

ぷろすた会の推奨する5−6EDHでは1種類か2種類の無限コンボの搭載が望ましいとしています(詳細はこちらを参照ください)が、今回はこの「再展開は難しいがマナはある」という状況を見据えた無限コンボでの勝利をサブプランとしています。

 

 

なのでまとめると今回のデッキでやることは以下の4つ。

 

  1. まずは土地をたくさん出す!
  2. ファイラスで植物を展開&植物を強化して盤面を作る!
  3. 止まりそうになっても上陸でアドバンテージ獲得!
  4. 殴れなくなってもマナがあれば無限コンボで勝つ!

 

 

初心者さん向けプレゼントデッキでもあるのでこのくらい簡単な方が分かりやすいと思いこんな感じにしました。

自分が作ろうとしているファイラスも下の方で載せますが、そちらはこれに相手の行動を阻害する“嵌め”のカードが加わっています。

 

 

 

デッキリスト(プレゼントしたもの)

カード名の右に先ほどの①〜④のどれに対応するのか番号を振っています。
土地加速以外のマナ加速が⑤、その他が⑥です。

 

*統率者

(6) 世界を彫る者、ファイラス

 

*クリーチャー 22

(1) 老練の探険者
(1) ラノワールのエルフ
(1) 本質の管理人
(2) 極楽の羽ばたき飛行機械
(2) 樹海の幻想家、しげ樹
(2) 桜族の長老
(3) 春花のドルイド
(3) 生ける竜巻
(3) 月桂樹の古老
(3) 激情の共感者
(3) 再利用の賢者
(3) ケルドの心胆、ラーダ①③
(3) 迷える探求者、梓
(3) 彼方地のエルフ
(3) ウッド・エルフ
(4) クローサの家畜商人
(5) 常緑のビヒモス①③
(6) 山賊の頭、伍堂
(6) アクームの怒り、モラウグ
(6) 大狸
(7) ゼンディカーの報復者
(2)/L 絡みつく花面晶体

 

*エンチャント 10

(1) 硬化した鱗
(2) ゴブリンの砲撃
(2) 森の頌歌
(2) 衝撃の震え
(3) ヴァラクートの探検
(3) 略奪の爆撃
(4) 再誕のパターン⑥(④)
(4) 報奨の宮廷
(5) ゼンディカーの乱動
(5) 危険な進出

 

*インスタント 7

(3)/(3) 路傍+瓦解①⑥
(1) 多勢
(2) 英雄的介入
(3) 内にいる獣
(3) 砕土
(3) 乱動の再成長
(5) 野生語りの帰還②⑥

 

*ソーサリー 11

(2) 不屈の自然
(2) 遥か見
(2) 浄化の野火
(3) 凶兆の血の暴行
(3) 耕作
(3) 明日への探索
(4) 見事な再生①③
(5) 巫師の天啓
(6) 群衆の掟
(6) ティタニアの命令①②
(3)/L バーラ・ゲドの復活

 

*アーティファクト 11

(1) 太陽の指輪
(2) グルールの印鑑
(2) 星のコンパス
(2) 衝動のタリスマン
(2) 秘儀の印鑑
(3) 紋章旗②⑤
(3) アシュノッドの供犠台⑥(④)
(3) 火荒の境界石③⑤
(4) 多勢の兜②④
(4) カルニの宝石③⑤
(5) 妖術師の衣装部屋

 

*プレインズウォーカー 3

(3) ボーラスの壊乱者、ドムリ②⑤
(3) ゼンディカーの代弁者、ニッサ
(4) 歓楽者ゼナゴス

 

*土地 36

グルールの芝地
獲物道
奔放の神殿
隠れた茂み
根縛りの岩山
広漠なる変幻地
進化する未開地
舞台座一家の中庭
土建組一家の監督所
ジャンドの全景
ナヤの全景
カルニの庭
エンバレス城
ラムナプの遺跡
ならず者の道
ケッシグの狼の地
荒廃した森林
冠雪の森 2
冠雪の山 1
森 12
山 4

 


アレないじゃん、とかコレないじゃん、というのがたくさんあるかと思います(ていうか統率の塔すらない)が

家の在庫になかったんじゃ…許して…

うちも大富豪ではないので「ワンコイン超えるものは入れない」というところで作らせてもらってます。そのくらいの温度感でやりたい人には参考になるリストやもしれません。

 

 

①まずは土地をたくさん出す!

まずは前述の通りマナ加速をしてファイラスの着地を目指していくのですが、この時に基本土地を極力多く用意していきます。
理想としてはファイラスのための6マナを全て基本土地で賄うことで植物を6体並べることです。カテゴリー別に紹介していきます。

 

内蔵クリーチャー

 

 

このクリーチャーたちは出た時の誘発能力などで土地を持ってきます。

植物ではないのでファイラスによる強化はできませんが、ブロッカーにもなるのがグッド。このデッキでは殴り切って勝ちを目指すので、打点になるものはとても良いですね。
出た時能力の《ウッドエルフ》、《春花のドルイド》《彼方地のエルフ》は後述の《妖術師の衣装部屋》で明滅させると能力を使い回しできるのが大変グッドです。

 

 

《樹海の幻想家、しげ樹》は魂力で手札を捨てると手札に欲しいものを回収可能なので、序盤はブロッカー兼ランパン、後半にはアドバンテージ回復といつ引いても心強い一枚です。伝説だけは回収できないので注意。

 

 

《迷える探求者、梓》は手札からの土地セット権を大きく追加してくれますが、今回のデッキでは手札に土地を引き込む動きがあまり多くないために、《ケルドの心胆、ラーダ》や《常緑のビビモス》で手札外からの土地を置ける時しか強くない状態です。
とはいえ生み出すテンポはピカイチですし、「統率者やってりゃいずれは必要になるでしょ」ってことで入れちゃいました。

 

ソーサリー

ソーサリー11枚中8枚がランパンです。

 


↑このあたりは説明不要ですね。

2枚だけ変わり種がいるのですが、これらのカードは自分の土地を割って土地を出すことができる他、相手の土地も割ることができます。

 

 

《凶兆の血の暴行》はフラッシュバックを持っているので、上陸アクションを4回誘発させることができます。

 

インスタント

インスタントの土地加速を数枚入れました。他のインスタントを構えつつ、ターンが返ってくる直前に土地を加速することで、隙がなく土地加速を行うこともできます。

 

 

《砕土》と《乱動の再成長》は少な目のマナで2枚の土地を出すことができるので、上陸を2回誘発させることができます。

このインスタントのマナ加速の強みが、先ほど書いたように"コンバット中に使える"というところです。
植物数体で殴ってブロックを確定させた後にファイラスの能力でカウンターを8個も乗せれば相手の思惑が大きく狂うこと請合いです。

 

1回しか上陸しないものの、独特のメリットを持つのがこちら。

 


墓地に落ちてから瓦解として唱えることが可能なので、このデッキの数少ない除去としても機能します。

 

 

こちらの大狸はインスタントではなくクリーチャーですが、魂力を手札から起動させればインスタント土地加速ですし、上陸よりも追加のクリーチャーが欲しい時(盤面が更地にされた時など)は頼もしいスタッツのクリーチャーとなります。

 

 

エンチャント

エンチャントで土地関連は2枚。

 


《報奨の宮廷》は統治者を得ることによるアドバンテージ源になるだけでなく、手札から土地かクリーチャーを出すことができます。相手に殴られてしまって統治者を奪われても土地を出すことはできますし、盤面が整えば統治者を取り返しにいくこともできます。

 


《危険な進出》はクリーチャーを生贄にすることで土地をサーチすることができます。土地タイプを持つものなら持ってこれるので、このデッキでは基本土地だけでなく《隠れた茂み》などの土地をサーチすることも可能です。序盤は出た時に土地加速が誘発するクリーチャーを生贄にすることでさらに土地加速の種にすることができますし、ファイラスを出した後は不要な植物を生贄にして土地加速、つまり上陸による強化を行うことができます。相手の攻撃のブロッカーに出したりしたものを生贄にするのも非常に旨味(ウマテイスト)です。

 

 

土地

土地でのマナ加速もできるようにしておきました。

 

 

《荒廃した森林》は自身を生贄にしながら4マナ払うと2枚の基本土地を出すことができます。《無限地帯》も入れたかったのですが、家に在庫がなく(汗

 

 

②ファイラスで植物を展開&植物を強化して盤面を作る!

マナが揃ったらファイラスを出して攻撃の準備をしましょう。

 

クリーチャー

 

 

まずはファイラスと植物を出すことを助けてくれる《クローサの家畜商人》をご紹介。
基本的に土地加速クリーチャー以外は高コストクリーチャーばかり採用されているため、彼を出しておけばその後の展開がかなり楽になるでしょう。

 

 

ファイラスを出して植物を展開するなら、生き写しのような(というか元ネタ)クリーチャーである《ゼンディカーの報復者》も一緒にだすとさらに植物を展開できてファイラスを超える横方向展開、横方向強化をさせてくれます。


盤面が揃ったらみんなで攻撃を仕掛けます。

 

 

この時に同じゼンディカーの夜明けの神話レアである《アクームの怒り、モラウグ》を用意すると、上陸で追加の戦闘フェイズを得ることができ、さらにダメージを与えていけます。このターンに攻撃した回数分のパワー修正がつくので、パワーが0の0/1植物トークンも攻撃すると1/1になりますし、2回目に攻撃する時はパワー2になります。

 

 

《月桂樹の古老》は変わり種採用に見えますが、我が家のストレージに眠っていた安いカードの割に狂暴なゲームエンド能力を持っています。本来ならば《旗印》などを採用したいところですが、このカードもインスタントタイミングでの修正が可能なので十分に働いてくれます。
起動に4マナ払えばクリーチャーの数分の修正をできるので、みんなで一斉に殴りかかってからダメージが通るものに修正を撃ちこんだりできます。回数の制限もないので、必然的にマナが伸びるこのデッキにおいては複数回起動して修正できるのが旨味ですね。

 

エンチャント

 

 

《硬化した鱗》はファイラスが載せる+1カウンターを1つ追加してくれます。その他にも+1カウンターを載せるカードはあるので、最初のあたりに出しておくことができるとかなり強い盤面が期待できます。

 

 

《ゴブリンの砲撃》はマナコストを払わずにクリーチャーを生贄にして、1点の火力に変えることができます。邪魔なクリーチャーを排除することにも使えますし、相手のライフに直接ダメージを与えることもできます。

 

 

《衝撃の震え》は展開したクリーチャーの数だけ相手のライフに直接ダメージを与えることができます。置いた後にファイラスを出すだけで、相手の顔面にバーンダメージを与えられること請合い。

 

 

《略奪の爆撃》はパワーの小さいクリーチャーが攻撃すると攻撃しているプレイヤーに直接ダメージを与えることができます。パワーが0の植物でもダメージが飛ぶようになるので、相手をどんどん焼き尽くしていきましょう。

 

 

《森の頌歌》は緑のクリーチャー限定の全体強化です。それだけでなく緑のクリーチャーが出るたびに占術1を行えるので、ファイラスが出るとファイラス+植物トークンの数だけ占術1を行うことができます。その時の盤面に必要なカードを探して展開を有利にしましょう。

 

 

インスタント&ソーサリー

 

 

《野生語りの帰還》は人間でないクリーチャーを全体強化してくれるので、コンバット時に使えば相手に大ダメージを与えられます。もう一つのモードも、そもそもファイラスの基本パワーが5なので、5マナで5ドローができる算段です。もちろんエンチャントなどでの強化が入った後であればもっとドローができます。

 

 

《ティタニアの命令》はどのモードもこのデッキに噛み合っていて、土地を持ってくれば上陸が誘発しますし、何より持ってくる土地の種類を限定していません。この時に上陸の誘発回数を増やしたければ《土建組一家の監督所》を、クリーチャー全体を底上げしたければ《エンバレス城》を、クソデカ植物による一点突破を目論むなら《ケッシグの狼の地》をサーチしましょう。
トークン生成のモードも横展開をするこのデッキには噛み合いますし、全体に+1カウンターを2つ置くとこのデッキではそれはもうとんでもない事態に突入すること請け合いです。地味ですが第1モードの墓地追放もこのデッキでの数少ない墓地対策ですので、相手の不穏な動きを潰すのに役立ちます。

 

 

アーティファクト

 

 

《紋章旗》はマナ加速するためのアーティファクトでありながら、指定した色のクリーチャーのパワーを全体修正してくれます。これによりパワーを持たず打点に寄与しない植物はいなくなります。

 

 

《多勢の兜》はこのデッキのビックリドッキリメカ。無限コンボのパーツになっているだけでなく、このカードをファイラスに装備することで、戦闘フェイズに入るたびにファイラスが増えます。増えるたびに植物トークンがドバーっと出るだけでなく、上陸した時の誘発がファイラスの数ぶん増えます。一気に特大植物軍団を作ることも可能になるのが非常に楽しいです。
ファイラスだけでなく、土地加速内蔵クリーチャーに装備するとコピーが出るたびに土地をサーチしたりも可能です。

 

 

《妖術師の衣装部屋》は毎ターンクリーチャーを明滅(戦場に出し直す)することができます。ファイラスを明滅すれば植物トークンが出ますし、土地加速クリーチャーを明滅すれば土地をサーチできます。

 

 

プレインズウォーカー

 

 

僕といえばドムリ、という理由で入れたようにも見える《ボーラスの壊乱者、ドムリ》ですが、これまた全体のパワーを1底上げしてくれます。これによって植物に殺傷力を持たせることが可能になる他、+1能力でマナを出しながら打消しを無効化できるため、ビッグアクションが多いこのデッキの弱点を補うことができます。−2能力もこのデッキの数少ないクリーチャー除去としての役割があります。

 

 

《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》は+1能力で植物トークンが出せるので、植物が全滅して誰にもカウンターを乗せられない、という状況になりにくくしてくれます。−2能力で全体にカウンターをばら撒くこともできるので、横展開も得意なこのデッキと噛み合います。基本的に+1と−2を使うだけだと思いますが、うっかり奥義に到達できれば土地の枚数がかなり伸びるこのデッキであれば大量のドローとライフ回復ができるでしょう。

 

 

土地

 

 

《カルニの森》は植物トークンを供給してくれるので、ニッサと同様に植物だけがやられてしょんぼりな状況が生まれにくくなります。

 

 

《エンバレス城》は起動型能力で全体のパワーを底上げできるので、全員で殴りかかる時にさらにダメージを稼いでくれます。何よりパワー0とパワー1の違いは大きい(ライフを減らせるか減らせないかが変わる)ので採用してみました。

 

 

《ケッシグの狼の地》はこのデッキで相手を殴り切るためのキーカードになっています。起動型能力で特大に成長させた植物を更に強化&トランプルを付与することができます。

 

 

トランプルがついても相手が強過ぎてどうしようもない?そんな時は《ならず者の道》の出番です。ブロックされなければ相手にダメージが通るので、特大植物で勝利へまっすぐマグナムトルネード(おじ曝露)を決めましょう。

 

 

③止まりそうになっても上陸でアドバンテージ獲得!

 

主に上陸の回数をカサマシしてくれるカードと上陸でアドバンテージを稼いでくれるものをここにカテゴライズしました。

 

クリーチャー

 

 

《生ける竜巻》は土地を手札に戻すことができるので上陸を絶やさないようにすることができます。緊急時には手札に戻した土地を捨てることで邪魔なクリーチャーに火力を浴びせて除去することもできるでしょう。捨ててしまった土地は後述の《常緑のビヒモス》で回収できる他、《見事な再生》を使って一気に戻すととんでもない回数の上陸をできる可能性があります。

 

 

《ケルドの心胆、ラーダ》はデッキの一番上にあるカードをいつでも見ることができ、それが土地であればプレイすることができます。マナが伸びた後は打点を飛躍的に上げる起動型能力と自分のターンだけ先制攻撃を持つので優秀な戦闘要員にもなります。ほとんどない可能性だとは思いますが、後半に無人の荒野を駆けることができればこいつのワンパンで誰かを殺せるかも?

 

 

《常緑のビビモス》は《世界のるつぼ》を内蔵したアーティファクトクリーチャーで、5マナと重いですが特大の壁になるスタッツを持っています。墓地から土地をセットできるようになるので、使い終わったフェッチランド(土地をとってくる土地)を使い回すことが可能になる他、土地を捨てることになっても戦場に出して上陸させることができます。

 

 

エンチャント

 

 

《ヴァラクートの探検》は土地が出るたびに衝動ドロー(追放してそのターンだけ使える)することができるエンチャントです。仮にそれを使わなかったとしても、そのまま墓地に置かれる代わりに対戦相手全員にその枚数分のダメージを与えることができます。

 

 

《ゼンディカーの乱動》は土地が出るたびに2/2のエレメンタルトークンが出ます。少し設置コストが重いですが、他の全体強化と噛み合わせることで、強力に盤面を支配できること請け合いです。

 

 

ソーサリー

 

 

《見事な再生》は土地を一気に墓地から釣り上げることができるので、捨てた土地や使い終わったフェッチランドを一気に釣り上げて土地加速+上陸誘発を見込むことができます。もっと土地を墓地に落とすことが可能な構成にしていればさらに強力だったのですが、先述の《生ける竜巻》やしげ樹での土地加速くらいしか噛み合うカードがないのが今ひとつ振り切れていないところですが、ここを振り切るようにすると構成が結構変わってくる気もするので、手にした方の判断にゆだねる形ですw

 

 

アーティファクト

 

 

《火荒の境界石》と《カルニの宝石》はマナファクトでありながら土地を手札に戻す能力を持っているので、戻した土地を出し直すことで上陸を再度誘発させることができます。

 

 

土地

 

 


まずはフェッチランド(土地を持ってくる土地)の各種。
これらは戦場に出た時と土地を持ってきた時の2回上陸が誘発するため、1枚で2度美味しい土地になります。

 

 

《グルールの芝地》は所謂“おかえりランド”の一種で、出た時に土地を手札に戻すことで出せる、1枚で2マナを出すことができる土地です。もちろん戻した土地を出しなおせば上陸の誘発を助けることになるので、1枚で2回誘発になります。

 

 

④殴れなくなってもマナがあれば無限コンボで勝つ!

 

さて、ここまでの戦略だけではあまりにも動きが単調かつ単純すぎます。そのため全体除去を食らったり、相手から除去の集中砲火を浴びたり、その上手札を補充する方法を引けない、などという状況になる可能性があります。

 

 

全体除去から守るための《英雄的介入》は採用していますが、こういう時はやっぱり

 

特大満塁ホームランで逆転勝利したくないですか??

 

それに膠着してしまうとゲームが無駄に長引いて退屈な体験になってしまうこともあります。こちらの記事にも書きましたが、そのためにも必要なものこそ“隠し味的”に散りばめた無限コンボだと僕は思います。

さて、今回採用したのはこの2枚。

 

 


《山賊の頭、伍堂》と《多勢の兜》です。
この2枚で無限戦闘になります。手順は以下。

 

無限コンバットの手順

 

1.伍堂に多勢の兜を装備して戦闘フェイズに入る

 

2.コピートークンが戦場に出るので、そのトークンだけで攻撃し追加の戦闘フェイズを得る

 

3.再び戦闘フェイズに入ったことで多勢の兜の能力が誘発し、再度コピートークンが出るので、1.に戻る。この手順を繰り返して無限に戦闘フェイズをループし全員を殴り倒す。

 

 

つまり11マナ揃えて伍堂を出せば、そのまま勝ちになります(除去や超えられない壁がなければ)。

 

ちなみにこのコンボに繋がりやすくなるように、いくつかサポートパーツも入れました。

 

 

《再誕のパターン》はエンチャントされたクリーチャーが死亡するとデッキから好きなクリーチャーをサーチして出すことができるカードです。これを超貧弱な植物トークンに付けてしまえばあとは死亡させるだけ。

 

 

そんなこともあろうかとこのデッキには植物トークンを生贄にするカードを3枚採用しました。そのうちの2枚は上の解説で登場した《ゴブリンの砲撃》と《危険な進出》ですが…

 

 

おそらくこの《アシュノッドの供儀台》を超えて適したものはないでしょう。
《再誕のパターン》がついた植物トークンをこれで生贄にして無色2マナを確保したら、《山賊の頭、伍堂》をサーチして戦場に出し、その誘発で《多勢の兜》をサーチして戦場に出し、先ほど出した無色2マナに加えて3マナの計5マナを装備コストに充てれば、そのままあなたの勝利です。
この動きであれば《再誕のパターン》の4マナ+《アシュノッドの供儀台》の3マナ+追加の3マナで計10マナでコンボに持っていくことができます。

土地加速を大量に搭載したこのデッキであれば10マナまでは簡単に伸びるので、デッキの回り次第ではレベル5前後とは思えない速度でコンボを始動することができるでしょう。

 

仮にコンボを止められても、持ち前のまっすぐ殴り倒す戦術で相手を撲殺することができますので、よほど深刻な息切れをしない限りはゲームに最後まで参加することができると思います(というかそういう感じで作ったつもりです)。

 

 

その後作った僕のデッキのリスト&足したもの紹介

 

で、冒頭に書いたように、数回回して本当に楽しかったので、自分の欲しくなってしまったために自分用も作成しました。そのリストがこちらです。

 

*統率者

(6) 世界を彫る者、ファイラス

 

*クリーチャー 25

(2) 樹海の幻想家、しげ樹
(2) 桜族の長老
(2) ゴブリンの壊乱術士
(3) 月の大魔術師
(3) イリーシア木立のドライアド
(3) ラムナプの採掘者
(3) 装飾庭園を踏み歩くもの
(3) 春花のドルイド
(3) ケルドの心胆、ラーダ
(3) 彼方地のエルフ
(3) ウッド・エルフ
(3) エルフの再生者
(3) 不屈の補給兵
(3) 不屈の追跡者
(3) 西の樹の木霊
(3) つややかな雄鹿
(3) ヤヴィマヤの古老
(4) 真面目な身代わり
(6) 古の緑守り
(6) 猛り狂うベイロス
(6) 山賊の頭、伍堂
(6) アクームの怒り、モラウグ
(7) ゼンディカーの報復者
(7) 怒りの座、オムナス
(8) テラストドン

 

*エンチャント 6

(1) 硬化した鱗
(2) ゴブリンの砲撃
(2) 森の頌歌
(2) 衝撃の震え
(3) 血染めの月
(4) 再誕のパターン

 

*インスタント 5

(3)/(3) 路傍+瓦解
(3+x) 召喚の調べ
(1) 赤霊破
(3) 乱動の再成長
(5) 野生語りの帰還

 

*ソーサリー 11

(2) 不屈の自然
(2) 自然の知識
(2) 三顧の礼
(2) 遥か見
(3) 耕作
(3) 木霊の手の内
(3) 明日への探索
(4) 風景の変容
(5) 巫師の天啓
(6) ティタニアの命令
(6) 新緑の合流点

 

*アーティファクト 14

(1) 太陽の指輪
(1) 頭蓋骨絞め
(2) 速足のブーツ
(2) グルールの印鑑
(2) 衝動のタリスマン
(2) 秘儀の印鑑
(3) アシュノッドの供犠台
(3) 彩色の灯籠
(3) 統率者の宝球
(4) 多勢の兜
(4) 仮面林の結節点
(4) パンハモニコン
(5) 妖術師の衣装部屋
(6) エンバレスの宝剣

 

*プレインズウォーカー 2

(3) ボーラスの壊乱者、ドムリ
(3) ゼンディカーの代弁者、ニッサ

 

*土地 36

統率の塔
尖塔の庭
グルールの芝地
奔放の神殿
隠れた茂み
根縛りの岩山
高地の森
燃えがらの林間地
広漠なる変幻地
進化する未開地
山峡
エンバレス城
巨森、オラン=リーフ
ケッシグの狼の地
死者の原野
荒廃した森林
無限地帯
成長の揺り篭、ヤヴィマヤ
ドライアドの東屋
冠雪の森 2
冠雪の山 1
森 12
山 4

 

プレゼントデッキには予算の関係などで入れなかったものや、後から考えてみて「これ面白そう!」となったカードを入れました。あくまで自分が楽しむためのデッキなので最適化とか全く考えてませんw

ちなみにフォロワーさんたちの中にもファイラスを作ってみている人がちらほらいらっしゃったようで、「フェッチ&基本土地&土地を持ってくるスペルをガン積みしてガッツリと圧縮をかけつつ最速でファイラスへ繋げて植物をいっぱい並べるのがよい」という話をたくさんいただいたのですが、自分の好みと使ってみた感想としては
「いつもの卓だと植物が4体並ぶのも6体並ぶのも大勢に影響がないな」
と思ったので、引き続き基本土地は多めではありますがほぼ基本土地という構成にはしていません。この辺に関しては投入できるフェッチの枚数が多ければかなり変わってくると思いますしできるならばそうしていますが現実問題できない(持て余しているものがない)のでこのような構成です。
この辺りは好きずきだと思いますのでご自身の好みでいいと思います。

 

それでは足したカードをいくつかピックアップして紹介します。

 

仮面林の結節点

 

 

盤面もデッキのクリーチャーも、全てが多相(全ての部族タイプを持つ)というアーティファクト。これを置くと、上陸した際にカウンターを置く先の植物が仮に全滅してしまってもファイラスが植物になることで自分自身を強化して殴ることができます。

何度か遊んでいるうちに、強化した植物だけでなくファイラスも普通に攻撃に参加していることが多々あったので、

「このデッキ、実はファイラスも強化できた方が強いのでは??」

と思い立ってストレージから強化方法を探すうちに見つけたのがこちら。

使っているとよく陥るのが、大量にドローするものを引けなければあっという間に手札が尽きてしまう&マナを余らせてしまうという事態で、この一枚で

①ファイラス自身の強化手段
②トークン生成によるマナフラッド受け

の2つを獲得できます。
トークン生成能力で出るトークンも多相を持つので強化の対象にできますし、出た時に土地を出すエルフたちも強化できるようになるので植物が根絶やしにされても再展開がしやすくなります。

ちなみに、伍堂で追加の戦闘フェイズを得る際、全員が侍にもなっているためアンタップすることができるようになります。多勢の兜が割られてしまっても戦闘で殴り勝てるようになるので隠れた旨味(ウマテイスト)です。

 

 

パンハモニコン

 

 

なぜプレゼントデッキの方に入れなかったのかと後になって悔やまれたもの。
ファイラスが出す植物の量が2倍になるのはもちろん、出た時にランパンするクリーチャーが2回誘発するようになるので、妖術師の衣装部屋と組み合わせて宇宙になります。ちなみに結構大振りのアクションなのでそんなに通らない&見たら叩き割らないと死ぬ置物の一つではあるので大活躍することは少なめ。個人的には良いデコイ、くらいの認識。

 

 

エンバレスの宝剣

 


やはり並べてから一点突破すると言ったらこれでしょう(エルドレイン期の赤単使い並感)。
先ほど書いたように巷にいるファイラスデッキはとにかく横に展開することを起点とするデッキが多いようで、僕が作っているものとは毛色が違いそうな気がしました。
ということは普通にはあまり入れなさそうなこいつは意外性があればあるほど強い(ハズ)ので採用してみました。
実際に殴り主体のカジュアル卓ではかなり活躍したので、家に宝剣が余ってるわぁという人(「宝」剣…?)は、ぜひ突き挿してみると面白いと思います。

 

 

怒りの座、オムナス&猛り狂うベイロス

 


ファイラス以外にもトークンが出るものを用意したいと思うのが男の子ってもんだと思います(諸説あり)。ということで今回はこの二つを採用しました。
《猛り狂うベイロス》に関しては見たまま「4/4出ると強いよね」という採用なのですが、《怒りの座、オムナス》はファイラスと同等のサイズのトークンを出せる上にオムナスの能力で死亡時にダメージを飛ばせます。ファイラスもエレメンタルなので、ファイラスが死んでしまってもタダでは…ということに。
ちなみに先ほどの《仮面林の結節点》があれば植物たちもエレメンタルと化すので、全体除去を撃った相手は手痛い思いをすること間違いなし。

 

 

血染めの月&月の大魔術師

 


置くとだいたいの相手が阿鼻叫喚してくれるもの。2色のデッキではあるものの基本土地ばかり並ぶこのデッキにおいてはダメージは最小限で済み、多色のデッキはだいぶ苦しい思いをすることになります。下手をするとかなり盛り下がってしまう&ヘイトを向けられてしまう置物なので、ご利用は計画的に。
じゃあなんで入れたのかって?使ってないのが余ってたから…(おい

 

 

召喚の調べ

 


当たり前ですがとてもきれいに伍堂の無限コンボにつながるのでゆとりがあれば入れるといいと思います。植物を招集コストに充てると9マナが容易に出ると思われるので、自分のターンの直前にX=6で伍堂を着地させて多勢の兜をサーチし、そのまま自ターンで伍堂に装備して無限で勝ちまで持って行けます。
その他にもコストさえ払えればいろんなクリーチャーを持ってこれるため、状況に応じて使い分けられるのがとっても良いです。

 

 

風景の変容&死者の原野

 

 

一気に上陸するならやっぱこれっしょ!という雑な発想で入れた&スケシ入れるならこれも入れるっしょ!で雑に入れたセット。
一気に上陸できるので一気に植物を強化して相手に襲い掛かることが可能になりつつ、死者の原野で守りも万全。という魂胆で、これがやりたいために基本土地&フェッチのみの構成にしていない…という言い訳をしたいための採用でもあります。
《風景の変容》で《死者の原野》を含め7種類以上の土地を一気に出すことで、なんと土地の数分のゾンビを戦場に出すことができます。そのうちの4種類は基本土地で賄える(通常山森、氷雪山森の4種)ので、ファイラスのための基本地形カウントも著しく損なうことなく最後の詰めに役立つ《ケッシグの狼の地》を持ってくることが可能です。

 

 

まとめ

 

 

今回はプレゼント用にお出しした&新しく作ったEDHのファイラスデッキを解説しました!

単純にクリーチャーのサイズが強く、引き次第で止まりもあったりそのまま走り切ったりもできるいい統率者で、強いこだわりも持たなければそれなりに安くまとめられる組み方がたくさんありそうなので、これからカジュアルに統率者やってみようかな?という人にも勧めやすい統率者だなぁというのが組んでみた感想です。

僕が新たに作り直した方でも、とにかくほとんどのパーツが安いので、他のフォーマットを遊ぶ片手間に作って遊べるようにしておくのにオススメだと思います。

組み直した方のレベルはおよそ6、安価構築では4.5くらいを想定しています。ですが、回り具合とプレイングでより下位の卓でも温度感を合わせやすいというのが回してみての感想です。

 

ちなみに昨年に晴れる屋吉祥寺店で友達と主催した「ステゴロEDH」のイベントのように、殴り合い主体のカジュアルな交流会にはかなり向いているデッキになりますので、普段遊び慣れている人もサブデッキにいいのではないでしょうか。

 

ですが、今回の記事は何よりも、

 

こんなんでもカジュアル卓で十二分に楽しめるよ!

 

ということでEDHに二の足を踏んでいる方の背中を押せたら幸いです!

それではまた!