こんにちは!
来週はチャレンジャーデッキ発売!そしてもう少しで灯争大戦発売ですね!
チャレンジャーデッキを購入を機にマジックを始めるという方も多いと思いますが…
問題は
人にマジックなんて教えたことないよ!!!
という最近始めた初心者さんなのではないでしょうか。
ティーチングキャラバンが都合よくやっていればいいですけど、遠すぎて行けない…という事情もあったりすると思います。
何より、「自分の友達に教わりたい」なんて嬉しいことを言われた日には嬉しい以前にどうしたものかと頭を抱えてしまいがち。
なので僕が初心者さんに教える時の流れを説明しようと思います。
僕も今までに何人も完全初心者の人にマジックを教えてきましたが、人に教えるのは本当に難しいですよね。なので僕のやり方もどんどん変わっていくと思いますが、とりあえず僕が気をつけているポイントを書いていきます。
こうしたらもっといいよ!
というご意見をお持ちになった方は、ぜひコメントにてお寄せください!!
もくじ
教える前に教材を用意
まずは教材を用意しましょう。
オススメの教材はやはりウェルカムデッキです。
ウェルカムデッキは公認店でもらえる無料の販促用デッキです。
お店で事情を話してもらってくるのがいいでしょう。
ただし、最近マジックを始める人が多いので、必ずしも手に入るわけでもないようです。特に緑のウェルカムデッキはレアとして収録されているマンモスが数百円の値段がついてしまっているため、在庫がなくなっている可能性が高いです。
そのため、「ここで新たにDCIナンバーを発行した人だけ」など制限をつけているお店もあるようです。ちなみに立川でもほとんどのお店ではウェルカムデッキの在庫はなくなっているようでした。
今のタイミングでウェルカムデッキを用意するならそれなりに何店舗か回る覚悟で探してください。
そしてもう一つ、教導用の紙製のプレイマットを必ず用意してください。カードを置く一般的な場所はどういうものなのか、最初はわかりません。
かと言って「自由に置いていいんだよ」なんて言われた日には余計に混乱してしまいます。何よりターンの進行を都度確認するのにも役立ちます。
まずはカードゲームの経験をリサーチ
まず、今までのカードゲームの経験を聞きます(意外と少し触れたことがあるという人だったりする)
他のカードゲームをやっていた人なら、どういう風にやってたの?とか楽しかった??みたいな話を振ってあげるとその人の人となりがなんとなくわかったりします。
過去に他のTCGを本気でやっていた!という人なら多少厳しめに指摘してもそういうものかと思ってくれますが、なんとなく遊びでやってました!という人なら楽しく演出することを第一に心がけなければいけません。
初対面だと打ち解けるためにも必要なプロセスだったりするのでなんとなくそういった会話から始めてみるのがいいと思います(ただし過去にTCGでのトラウマを持っている場合を除く)。子供の頃の楽しい思い出が蘇ると自然と会話も弾むものですよね!
ゲームを始める前にゲームの目的とカードの種類を説明
次にカードの基本的な種類を説明します。
最初に土地とクリーチャーの説明をしながら、基本的な勝利条件である
「20点のライフを削った方が勝ち」
ということを伝えます。LO等の話は情報過多になるのでしない方がいいです。
その後、それ以外の種類の説明をしていきます。
ゲームの目的、土地とクリーチャー
まずは土地とクリーチャーとそれ以外の説明をざっくり。そしてマナコストの話も軽く。具体的にはこんな感じです。
「この土地カードからマナっていうエネルギーを出して、いろんなカードを使って戦うのがマジックっていうゲームです。」
「土地以外のこれらのカードは呪文の書かれたお札になっていて、クリーチャーを呼び出す呪文を使って、相手を攻撃して、他のカードでサポートして勝つ、というのが基本的な勝ち方です」
「それぞれのお札に書いてある呪文を唱えるためには、カードの右上に書かれた印と同じ数のマナが必要になります」
僕がよく使う表現はこんな感じです。
相手がゲームの目的と世界観をイメージできるようにするといいと思います。
そして注意点が一つ。この時点でマナの出し方やクリーチャーの攻撃の仕方や能力のことについてがっつり解説してしまうと、カードの種類の紹介がかなり情報過多になってしまうので、この時点ではパワーとタフネスやダメージの話などはしない方がいいと思います。この辺りは実際に遊んでみる過程で解説するのがいいでしょう。
土地とクリーチャー以外の説明
次に土地とクリーチャー以外のカードを説明しますが、この時僕が伝える要点を以下にまとめます。
パーマネント
エンチャント
*「呪い」を意味する言葉。
*サブタイプの欄に「オーラ」と書かれているものとそうでないものがある
*オーラと書かれていないものは、戦場に呪いをかける、「結界のお札」のようなもの
*オーラと書かれているものは、何かに貼り付ける「呪いのお札」
*何につけられるかは「(〜〜)」という形で書いてある
アーティファクト
(ウェルカムデッキには収録されていないので軽く触れるだけで良いです)
*人工物を表すもの
*装備品、と書かれたものとそうでないものがある
(↑ここも言わなくてもいいですが言うならそのくらいの情報でいいです)
まとめの一言
「ここまでの土地、クリーチャー、エンチャント、アーティファクトに、プレインズウォーカーというのを加えたものは、使うと戦場に残るものになります。これらのことを指す言葉で、パーマネントという言葉があります」
プレインズウォーカーの説明は、難しいから後で!とか言ってしまって説明しないようにしましょう。経験上、どんなに頭がいい人でもこの辺りで頭から煙が出始めます。
非パーマネント
「今から説明する二つは、パーマネントと違って使い切りのものになります」
↑これ大事
ソーサリー
*使い切りのサポート呪文で、使うと墓地に置かれる
*自分のターンでしか使えない
インスタント
*使い切りのサポート呪文で、使うと墓地に置かれる
*自分のターンだけでなく、相手のターンを含めて、いつでも使うことができる
今回のまとめ
今回はここまでです!
ここまでの内容を、だいたい10分くらいで説明できるといいのかな、と思います。
次回は実際にゲームを始めていきます!
公式のページにもいい記事があるのでこちらも参考にしてください!
僕はこの記事↓を参考にしつつ、ちょい足しして話しています。
マジックの教え方|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
足している内容に関しては、興味を引けるように「呪文のお札」とか言ってみたりしてる部分です。世界観に触れながら役者になりきるとイメージが湧きやすくて盛り上がるので、その辺りを心がけてみてください!