MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

僕がマジックを始めた話(5):初心者から見ると高い壁

前回のあらすじ

お金がない僕でも楽しくマジックが遊べる方法を知ってそうな人を見つけたかった僕!

でも遊んでもらえなかったら教えてもらえないぞ!

 

今回も先に言いたいことを書きます。

①最初期は調べるべきことすらわからない

②現状ではティーチングキャラバンからその次までに大きな壁がある

③壁があることを見越して、声かけをしよう!

④やっぱり密なコミュニケーションが大事!

 

 

もくじ

 

 

デッキを作ってみたものの(分からないが分からない)

その後、どうやったらそのお店で遊んでもらえるか?を考えました。

 

その結果、

ウェルカムデッキを改造して、とりあえず形にして遊んでもらってみよう

という結論になりました。

 

 

幸い、マジックリーグを遊んでいる時に様子を見て声をかけてくれる人はいたので、もしかしたら弱くても遊んでもらえて教えてもらえるかも!?と思ったのです。

 

そうと決まればとりあえずデッキを形にしよう、と思い、初めてショップでシングルカードを買いました。20円とか30円のストレージから、自分のデッキに入りそうなものを探しました。

 

流行ってるデッキを調べるっていう発想はありませんでした。教えてくれる人はいません。それはそれはもう、今思い返すと酷いデッキだったと思います。

 

この時、マジックデュエルズとティーチングキャラバンでだけルールを学んだ僕は自分がはまった落とし穴に気付きませんでした。

 

デッキは60枚じゃなかったんです。

 

いやいや、合ってるじゃん、と思ったでしょ?

 

対戦しようと思ったら、サイドボードも含めて75枚のデッキにしないとデッキじゃないんですよ。

 

だって、ティーチングキャラバンでそんなことしっかり教えますか?デュエルズだってBO1ですよ?

 

知りようがなかったんですよね。

調べる以前に、調べるきっかけがありませんでした

 

他にも、デュエルズで使ってたコレを使えばいいのかな??と思ったカードを探したりしましたが、

自分のデッキが何をしたいものなのか?

という発想なんて皆無です。

 

だって、そもそもそんなつもりで始めてないんです。

思いつきようがない。

 

 

それでもとりあえず作りました。黒単でソーサリーの激弱コモン除去マシマシ、ドロースペルはなし、ポケカの時を思い出しながら土地は24枚、フィニッシャーは唯一愛着があるカードの夢魔。そんなデッキでした。

 

このデッキを持ち込んだ時のお話はまた次回。

ちなみに当時も初心者向けの構築済みは売っていましたが、60枚のメインボードが入っているだけだったので、それならウェルカムデッキが同じ60枚だから、これでいいじゃん、と思いました。

(今ティーチングキャラバンで始めても、同じように思われる方もいらっしゃるのではないかな?と思います)

 

 

次へのハードルが高い

でも、この60枚の束だけで大会に出ることはできません。厳密に言えばできますが、とても面白くない経験になるのは間違いないでしょう。サイドボードだってないんですから。

 

それに「こんなのそのまま持って行って相手になるのかなぁ?」と思うのは間違いないです。そんな状態で大会なんてきついですよね。僕もそう思いました。

 

他にもたくさんの心配事があると思います。

 

 

何が言いたいのかというと、こんな風に

ティーチングキャラバンや初心者交流会から次のステップまでに様々なハードルがある

ということです。

 

 

これを、教える側の人には理解してもらいたいんです。

「初心者交流会で楽しく遊んだけど、その後お店に来たところ見てないなぁ」

こんな人、いませんでした?

僕にはたくさん思い当たります。

 

僕は、新規のお客さんが入ってこない=お店がなくなるということで、お店がなくなる=自分の遊び場がなくなるということだと思っているので、そういう人が出てしまうのはとても悲しいことだと思っています。

 

次がない理由はコミュニケーション不足?

それは多分、

「その後どうしていいか分からない」

「どうやってその店のイベントに参加したらいいのか分からない」

「たくさんあるカードや商品の中から何を買えばいいのかが分からない」

「それらの商品がすごく高く感じる」

「そもそも馴染めるか分からない」

ということなのではないでしょうか?

 

もしも、自分が声をかけたけど、そこから先で躊躇している人がいたら、その辺りをフォローしてあげることが肝心だと僕は思っています。というか

 

確実に躊躇すると思うので先回りしてフォローを入れたほうがいいと思っています。

 

「来週の何時にここに来れば教えてあげられるよ」だとか「ルールが分からない時はこうすればいいよ」だとか「これがこういう動きをするデッキで、○○円で作れて、最終的にこれを少しずつ集めるとこういうデッキになるよ」

こんな感じでしょうか。

 

しかし、それでも大会に初めて参加するまでに大きな壁があるのは変わりません。

 

そこで、まずはその店に馴染んでもらう+ルールをしっかり覚えてもらう+自分のデッキを自分で作ってみるという体験を通じてマジックそのものに慣れてもらうのがいいと思います。そこで活躍する(と僕が思っている)のが前々回に書いたマジックリーグです。

 

 

そこまで来たら、後はデッキを一緒に考えながら作って、初めての大会に一緒に出るのが最善と僕は考えています。

 

 

最近マジックを教えた方はそんな感じで今日、初めての大会に参加しました。これからいろんなことを試してみたりするつもりとのことで嬉しい限りです。

 

最初のデッキに関して僕が思うことは次回の記事に書きたいと思いますが、一緒に考えているうちに自分で作りたいものを見つけてきた、なんていうことも多々あるので、おそらく一番大切なことは

コミュニケーションを密に取ること

なのでしょうね。

これは今後も大事にしていきたいと思います。