MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

【ウェルカムデッキで】第3回ぷろすた会レポ【シールド!?】

こんにちは!今回も楽しい会になりました!

12月もやりますので是非ご参加ください!!

 

 

 

人数少なめ、初心者多め

 

今回は全体の人数はいつもより少なめで、初心者さんの割合が多い会になりました。

 

 

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写真の奥では持ち込まれた灯争大戦のキューブでリミテッドを、手前では僕と初心者さんたちとで遊んでいます。

 

動員数が少なかったのは少し寂しい気持ちはありましたが、僕の「初心者さんを応援する」という活動の中において、これほど嬉しいことはありません。

だって一人一人にちゃんと向き合ってマジックを遊べるんですもの。

 

初心者さんに教える時に僕が大事だと思っていることは、とにかく塾考することに重きを置くのではなく、楽しくテンポよくたくさん遊ぶこと。そして同じ目線で一つの構築や一つのプレイをしっかり楽しみながら反省して振り返ることだと思っています。そのためにはやはり同時に見れるのはせいぜい4人くらいが限度です。ましてや他の人がどうしているかを気配りしながらとなるともっと難しい。

 

幸いなことにそのくらいじっくり教えないといけないという場面は前の2回ではありませんでしたが、曲がりなりにもこれまで人にマジックを教えたりした部分を生かしたいという思いは常にありました。

 

なので、これはチャンス!とばかりにずっと温めていた企画を実行しました。

  

ウェルカムデッキでシールドをやってみよう

 

ウェルカムデッキ??

 

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ウェルカムデッキをご存知ない方もおられるかもしれませんのでご説明を。

 

ウェルカムデッキとは、公式が行っているティーチングキャラバンで教材として配布したり、ティーチングマイスターという資格を持っているスタッフが在籍している店舗でのみ配布されている、初心者教導用のセット。なんと無料でもらえます。

 

5色の中から好きな色が選べて、1箱の中には30枚の単色ハーフデッキが二つ入っています。

二つのうち、片方はパッケージと同じ色、もう一つはそれ以外の4色からランダムに1つ、となっています。

 

 

ちなみに、ティーチングキャラバンでよくあるのが

 

 ①まず選んだ色のハーフデッキで他の参加者とルールを習いながら対戦

 ②慣れてきたらもう一つのハーフデッキを使って対戦

 ③2つを合体させて通常のデッキと同じ60枚にして対戦

 ④お時間になりました、以上解散

 

という流れ。

 

ちなみに実際にこの流れで遊んでみるとよく分かるのですが、

③で60枚にした途端に土地ばっかり引いて面白くない

ということがよく起こります。それもそのはず。

 

だってその60枚の中には26枚の基本土地が入ってるからね??

 

そりゃモッタリもするし、引きムラもすごい。マナカーブを考慮するとまぁ仕方ないんだけど(土地引けなくて負けるのが一番つまらないため)

 

とまあその辺はともかく。

 

今マジックを紙でプレイされている皆さんなら、この①~④に何か足りないと気付きませんか??

 

 

そう、BO1しか遊んでいません。

つまり「サイドボードに触れない」んです。

 

 

サイドボードに触れることなく、60枚のデッキを渡して、75枚のデッキが必要になる荒野に放ってしまうのです・・・

きっと良心的な先生なら、サイドボードについて話の中で触れることがあるでしょうが、そもそもサイドボードの概念が存在しない60枚でどうやってサイドボードなんて教えるねん、という話ですよね。

 

でも大丈夫!そう、ウェルカムデッキシールドならね!!

 

 

ウェルカムデッキシールドとは?

 

ウェルカムデッキシールドとは、読んでそのまま、

ウェルカムデッキの60枚を使ってシールドデッキ(40)を作るというものです。

 

抜いたカードは、すべてサイドボードとします。

 

そう、これでBO3が遊べるのです!!

 

もちろん、普通にウェルカムデッキで遊んでみるよりは難易度が高くなります。

しかし、一度マジックを始めてから友達とBO3を何度か遊んでみたりした後なら、すんなりと入りこめるはずです。マジックを始める前に他のTCGを遊んでいた人や、昔マジックを遊んでいて復帰した、という初心者さんも多いので、そういう人がステップアップするための遊びとしてとてもいいと思います。

 

 「それでサイドボードが本当に学べるのか?」

 

という話にもなるのですが、例えばこれ。

 

  

 

現行ウェルカムデッキの黒に1枚だけ入っているカードです。

あなたならこれをメインに投入しますか?サイドボードにしますか?

 

 

これ一つでも考えさせられますよね。

ちなみに僕ならサイドに入れます。相手が緑を使っている場合だとタフネス3以上のクリーチャーが多いためです。序盤から攻めていく構成にすることが多いので、刺さるかわからない軽量除去を後半に引きたくないなぁ、という。どちらかというとトラウマとかそっち由来なのですがw

逆に相手が赤や青だと4マナ3/2飛行まで除去できます。白だと4点ゲインしてくる3/2飛行とか。相手の構成を見てから入れてもいいカードだと思っているので、僕はサイドにしておく派です。もちろんメインの構成次第では投入します。

 

他にもどういったマナカーブのデッキを作るのか?土地は何枚で比率はどうする?とか。考えることが一気に増えます。考える機会の分だけ人間は成長すると思っているので、この遊び方は通常のティーチングからの次の一歩に非常に有効だと個人的には思います。

 

昨今は既存のデッキリストをコピーするのが主流ですが、最初のうちはどういったデッキを作るのかを考えることも大事じゃないのかなと僕は思います。

子供の頃、試行錯誤してみることが楽しかった時代は誰にでもあったと思います。その原体験を思い出すことにつなげていくと、より学びや発見が楽しいものになるのではないでしょうか。

 

 

いざ、ウェルカムシールド!

 

ということで当日参加して頂いた5名の方に遊んでいただきました。

みなさん自分でデッキを組むという経験が乏しいので、作例として僕のデッキを作って見せつつ、土地の配分に関するヒントやマナカーブについて説明しつつ、構築して対戦していただきました。

一通り対戦した後、全員のデッキをマナカーブ通りに広げて、どうしてこのカードを入れなかったのか、どこに着目してデッキを考えたかなどをディスカッション。

 

再現画像になりますが、僕が作例として出した赤青デッキがこちら。

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こちらがメイン。土地は山9島8の17枚。

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先手の場合のサイド後

 

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後手の場合のサイド後

 

まず、序盤からしっかり盤面を取りながら動いていく、というのを念頭においた構成で考えました。もちろんディスカッションの際にサイドからこういう構成を考えた、ということもお話ししました。

 

ディスカッションしてみるというのが一番新鮮だったようで、どういう風にうまくいかなかったかなどを言って、改善点をみんなで考えたりしたのですが、みなさん自分の力でいろんなことに気づくことができたようでした。

 

ご夫婦で参加して頂いた方が一組いらっしゃったのですが、ウェルカムデッキシールドをいたく気に入っていただけたようで、家でもやってみますというコメントをいただきました。

総合的には、やはりやってみてよかったな、というのが感想です。

カード資産の差もありませんし、単純にプレイングスキルや構築スキルでの殴り合いなので、今回参加してくださった方々にはいい練習の機会を提供できたと思っています。

 

気になった方はぜひ遊んでみてください!

もしくは次回のぷろすた会で一緒に遊んでみましょう!笑

 

みんなで楽しくEDHカオスドラフト

 

次はみんなでEDHをやって遊びました。

僕は自前のEDHを5つ持って行ってたのですが、それでも1つ足りない・・・!

と困っていたら、

 

なんとその場で灯争対戦のキューブボックスからEDHを作って参戦してくれた方が!!

 

しかもしっかり盤面をPWまみれにしてボーラスの奥義で勝利してました。イケメンかよw

 

 

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そして夜の部に突入し、前回に続きこの時間はカオスドラフト!

 

白黒の綺麗なデッキを作れたものの、2連勝からの2連敗で結局2-2…もっと上手くなりたいぜ・・・

 

 

 

最後に参加者の方から嬉しい一言をいただきました。

 

「今日、やっとやりたかったマジックが遊べました!ありがとうございます!」

 

いやもう、ほんとにこちらこそです・・・

最高の一言をありがとう!!

そして参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

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みんなありがとう!最高だ!

 

 

次回予告

 

次回は1215日に行います!

すでにツイプラは立ててあるので、ぜひとも参加をポチってください!

 

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次回もご参加お待ちしています!

 

ではまた!