MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

【カバレージ】第4回:拳で語れ!芽生えろ友情!殴り殴られEDH交流会!!【ステゴロEDH】

こんにちは、ぷろすたです。

 

今回は先日行われた「拳で語れ!芽生えろ友情!殴り殴られEDH交流会」(通称:ステゴロEDH)の第4回のカバレージです。

 

なんと52名ものステゴロ戦士たち(勝手に命名)にご参加いただきました。
今回もめちゃくちゃ楽しかった!

 

ステゴロEDHってなんだ??という解説付きの前回(第3回)のカバレージはこちら↓

www.psstandardmtg.com

 

 

 

はじめに

まず、今回は前回よりもさらに多くの参加者にご参加いただきまして、厚く御礼申し上げます。

 

 

参加者なんと52名!対戦卓数は13卓!

 

 

対し運営、3人+1人(店員さん)!!!

 

 

いやはや、お盆+コミケとダダ被りという、日本在住で中央値30歳のオタクを引っ張り出すのにこんなに向かない日はないやろという完全にミスった日程選択をしてしまった(その上このミスに気付いたのは告知を始めてからというお茶目運営ズなのであった)ため、2週間前まで本当に埋まるのか??と震えていたのですが、前日までにご用意した席の全てが予約で埋まり、当日枠もなく、という大人気ぶり。本当に本当にありがとうございます。

 

 

しかしながら


第1回は30人+当日参加数名
第2回は23人+当日参加数名
第3回は48人

 


と来て、今回は初の50人超えとなる52人。

 


「…本当に捌ききれるのか???」

 


という思いでいっぱいでしたが、参加者の皆さんに助けられなんとかなりました。

 


今回のイベント全体でのざっくりとした所感は

 

  • やっ点で呼ばれることがめちゃくちゃ多かった
  • やらかす人がいつもより少なかった
  • 参加者同士でのコミュニケーションがとても積極的に行われていた

 

という印象でした。

今回も本当に参加者の皆さんのコミュ力の高さに助けられたと思っています。大感謝。

 

しかしながら、毎度毎度やらかす者は現れます。


ということで今回も咎人グッズ仕入れ担当のキタガワ君が選りすぐりのグッズを用意してくれました。

 

 

今回の新たな咎人グッズとしてキタガワ君から送られてきた写真がこちら。

 

 

こ、これは…アヴァシンの仮面(大嘘)!!!

 

 

 

これで街中を歩けば、呪禁どころか注目の的になること間違いなしです。
しかし本当にどうやって検索して見つけてくるんだこんなの…

 

そして前回大好評だった変な顔になるマスクは今回も続投。多重やらかしになると顔面のほとんどが咎人グッズで覆われるため、「交流会なのに顔を覚えてもらえない」という事態になります。趣旨に反するプレーをする者にピッタリの意趣返しですね。

 

 

 

ま、そんなことになるやつはそうそうおらんやろ(

 

 

ステゴロルールのおさらい

 

ざっくりとまとめると、この画像に記載の事項となります。

 

 

要するに、無限やらずに殴って決着つけろよ!というルールです。
これに加えて禁止カードが追加で設定されています。

 

 

左半分に関してもう少し詳細なルールはこちら

 

 

そして右半分。

ゲームが決着した際に、勝ったプレイヤーに1ポイントと、ゲームを盛り上げたと思うプレイヤーに投票で選ばれると1ポイントを得られ、イベント中に獲得した総ポイントを競います。

 

 

そして、ここがステゴロEDH最大の特徴なのですが

 

 

 

「これは素晴らしいプレーだ!!感動した!!」

 

 

とか

 

 

「これはちょっと冷めるわぁ…」

 

 

というプレーに直面した際に運営を呼んでもらい、何があったかを聴取して、追加点(やっ点)orマイナス点(やらかし点)を運営が判定してつけます。面白いプレイや言動には勝利と同じウェイトが置かれるのです。

これにより、面白い人にポイントをたくさん入れて、1番盛り上げてくれた人を表彰できるというシステムになっています。

 

前回までは最多得点賞、最多やっ点、最多やらかし点の3つを表彰していましたが、今回は最多盛り上げ賞を新たに新設しました。

 

開会式

前回、受付でとても時間を要してしまったので、今回は時間を15分繰り上げて受付を開始。今回の参加賞は

・指輪物語のセットブースター
・プロモパック1つ(ランダム)
・100円券1枚

もちろん我々運営も受付のお手伝いをしました。予約者の確認をしたり、名札を作ってもらう誘導をしたり。

 

そして今回も相変わらずイベントモニターの違和感がすごい。

 


今回もやっ点とやらかし点の意義について再度アナウンスを行い、お決まりの

「人を殴って気持ちよくなりたいかー!?」

をやりました。

みんながあまりにもいい返事だったので

 

大沢たかお(王◯将軍)になりました。(画像割愛)

 


では、今回のやっ点&やらかし点ハイライトをどうぞ〜

 

 

第一咎人たち

 

「判定お願いします!!!」

 


開始10分、最初の判定呼び出し。

 

ぷ「はい、どうしました?」

 

「この人!!!装備品デッキの人がいるのに!!!灯争カーン置くんですよ!!!」

 

ぷ「それはたしかにきつそうwwww」

 

 

装備品の装備は起動型能力なので、対戦相手は装備ができなくなる

 

 

ぷ「てか誰かと思えば前回総合優勝したマイオリさんじゃないですか!!何してんすか!!笑」

 

マイオリさん「いやまぁ僕はカーンを置いただけなんですけどねぇ…」

 

ぷ「そしたらもう反省を促すために咎人になってもらうしかないですね…」

 

画像
反省を促す仮面

 

前回優勝者と言えど容赦はありません。
てか隣の人と初対面らしいけどめちゃくちゃ仲良し写真になってて草

 

 

(数十分後)

 

 

「すいませんやらかしです!!!」

 

ぷ「(またこの卓なの??)はい、どうしました?」

 

A「この人ウーズコンボしようとしてます!!

 

 

ウーズコンボとは
《壊死のウーズ》+《Phyrexian Devourer》(通称おにぎり)+《トリスケリオン》(歩行バリスタでも可)の3枚を使う、統率者では定番のコンボ。おにぎりウーズとも呼ばれる。




《Phyrexian Devourer》と《トリスケリオン》を墓地、《壊死のウーズ》を戦場に置くことで、墓地にある《Phyrexian Devourer》のカウンター付与能力と《トリスケリオン》のカウンター射出能力を得た《壊死のウーズ》が爆誕。デッキの残りマナコスト分のダメージを好きな対象に与えることが可能となる。

 

 

B「まだ生き埋め》撃って墓地に置くの選んでるだけですよ!信じてください!」

 

ちなみにこの方のジェネラルは《万面相、ラザーヴ》
なので壊死のウーズを戦場に出さなくても、ラザーヴの能力でラザーヴ自身が壊死のウーズに変身すればそのままコンボが始動できる状態です。
そんな状態で《生き埋め》を撃ったということはつまり…ほぼテンパイ。

 

 

ぷ「既に壊死のウーズとトリスケリオンを選んでおいてよくもまぁそんな事が言えますねぇ…でもそれ決まったところでステゴロルールあるから勝たなくない??まぁライフ1にはなるけど」

 

 

※ステゴロEDHでは戦闘ダメージ以外でライフを失って0以下になる場合にはライフが1になるように置換されるので、このコンボだけでは勝てません。

 

とはいえ自分以外のライフを1にしてしまえば大幅に勝ちやすくはなります。

 

B「違います!そんな寒いことしません!とりあえず全体除去いつまでも引かないから盤面を更地にしようと思って!そういうこともやろうと思えばできますけどやるかどうかはみなさん次第なんで!ぐへへ」

 

ぷ「…結局やらかすんじゃん」

 

B「その時は私が魔王になるまで……あっ!!!」

 

ぷ「今度はなに」

 

B「おにぎりがデッキにいない……そういえば告別で墓地から追放されたんだった…」

 

ぷ「とんだお茶目さんだな???」

 

B「これ、やらかし未遂なんでやらかしにはなりませんよね??」

 

A「魔王になる宣言してたよね???」

 

ぷ「てかもうこの流れが既にやらかしでしょww」

 

 

ということで…

 

 

画像
仲良く仮面の餌食になりました。

 

 

種族王、やらかす

 

「判定お願いします!!」

 

はい、どうしました??

 

「盤面に110点クロックが出来上がってます!!こんなんもう勝てません!!!」

 

統率者で爆発的にクロックを伸ばすという算段。すばらしい発想です。

 

ふむふむ、おや、110点クロックを作ったあなたは…第3回種族王のきよそねさんではありませんか。なんですかその恍惚としたやり切った顔は。はしたなくていけませんねぇ、やらかしです。

 

 

なんかアヴァシンの仮面めちゃくちゃ似合ってない???

 

ハロウィンの日にこの格好で渋谷歩いてませんでした??

このあと、素晴らしい特大クロックを作ったこととあまりにも似合いすぎていたため、やっ点も付与しました。

 

 

純粋なナイスプレイ集

 

画像

盤面不利を見事に覆し、《暴動》で全員を殴り切って勝利の図。お見事!

 

 

 

対戦相手に自己紹介トークンを配布してやっ点の図。お見事…?とは思うけど交流が促進されたのでこれも紛れもないお見事です。

 

 

 

 

画像

このコピートークン、全部《峰の恐怖》だそうです。とんでもないことになってますね…!お見事!

 

 

 

画像

大祖始でジェネラルダメージでのワンショットパンチの図。
すっかりステゴロリピーターになってくださった第一〜第二期統率者神の台さんに「滅多にお目にかかれない、かっこいい殺し方なので是非やっ点あげてください!!」と言われやっ点付与しました。


こんな巨大なクリーチャーだと簡単だと思われがちですが、プロテクションはとても強力なものの、逆にプロテクションによって対象に取る強化ができないため、21点に引き上げるのも至難の業です。ちなみにハクトス使いの私にはよく分かる話だったり…


賛美による修正も《アクローマの意志》も対象に取らない強化(もちろん両方ともハクトスではよく使っています)なので、これで11/11の二段攻撃になります。
というかそもそも大祖始自体が戦場に出すのが難しい統率者なので、これは本当になかなかお目にかかれるものではありません。お見事。

 

 

やらかし集

 

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罪状:自分のジェネラルを他人に押し付けて相手を殺させた(スライサー)

 

 

 

 

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罪状:無限しかけたためやらかし。しかし直前で踏みとどまったのでやっ点。

 

 

 

 

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罪状:相手が身動きすると3枚ドローする悪魔のような盤面が4ターン目に完成。

 

 

 

 

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罪状:5ターン目にこの物量で圧殺。

 

 

 

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罪状:自分のジェネラルで攻撃して勝利してみんなが片付け終わった後、そのジェネラル《歓楽の神、ゼナゴス》が本当は顕現していなかったことが判明。

 

 

 

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罪状:右下。ドロップ1名の穴埋めのために放り込まれた主催なのにブン回って勝利したため勝利点が空中分解した。(何しとんじゃw)

 

結果発表!!

まずは最多やっ点

 

4やっ点を獲得した四季さん

使っているジェネラルの関係でみんなの持っていないトークンを貸し出しまくっていたのが印象的でした(貸し出すためだけにトークンだけのデカいバインダーを持ち込んでいた)。貸し出す際もあまりにも迅速すぎて、まるでプロツアーのジャッジでしたねw

 


続いて、最多盛り上げ
最多盛り上げは2名が同率で並びましたが、1人は最優秀賞だったため、もう1人の方に最多盛り上げ賞をお渡し。


3盛り上げ獲得の三谷さん


場を盛り上げるコンバットで盛り上げをたくさん獲得しました!

 

 

 

続いて…最多得点賞!

 

3盛り上げ点
3勝利点
1やっ点

 

計7点を獲得したあつしきさん!!

 


盛り上げて、勝って、いいプレイもする。非の打ち所がない最多賞でした!

 


おめでとうございます!!!

 

 

 

最後は、最多やらかし!
なんと前回優勝したはずのマイオリさん!!なぜ!!!wwwww

 

 

今回はあまりやらかしを連続で取る方がいなかったため、たったの2やらかしで最多やらかしになってしまいました。


ていうかこの咎人グッズの組み合わせ、顔のほとんどが覆われているはずなのにギリギリで顔になってるの面白すぎるでしょw

 

マイオリさん「罰として帰りはこのままで吉祥寺駅まで歩きます!」

ぷ「やめろwwwwwwww」

 

 

総括して

イベントそのものに関して

過去最高の参加人数で本当に回し切れるのか不安でしたがなんとか大きな問題もなく終えることができました。

大成功の理由として1番大きいと思っているのは、リピーターの方が多かったこと。そしてその方々が気の合うお友達に声をかけてくれたことで、全体の空気感が「ステゴロEDH楽しむぞ!」に収束できていたことが大きいと思っています。

 

事あるごとに炎上しがち(なんならイベントの数日前に炎上していたため運営みんなで胃を痛めていた)なカジュアルEDHですが、やはり1番大切なことは、

「卓に向かう人たちの意識の方向性を如何に統一させるか」

であると思っています。

 

手前味噌ではありますが、この点にフォーカスしてルールを作り、これまで様々な会の運営をしてきたノウハウを詰め込んだのもあり、うまくみなさんの気持ちを誘導することで楽しい空間が形成できていると思っています。もちろんそのためには参加者の皆さんにご協力を頂くことが不可欠であり、今回も皆様のご協力によって得られた成功でした。ご参加とご協力、誠にありがとうございました。

 

ゲーム内容や環境について

ゲーム内のテクニカルな問題としては、今回は通称新エターリ、《原初の征服者、エターリ》を統率者としたデッキがルールの制約上、一方的なゲーム展開を作りがちであることがわかりました。


統率者に指定することで繰り返しCIPを使える関係上、ステゴロデッキでは非常に突破し辛い盤面を容易に構築してしまう場面が複数回確認され、禁止指定していない《食物連鎖》と併用することでかなりの脅威となることが予想されました。
今後使用者が増えることになれば、それをケアするために全体除去の重要性が増し、それに伴ってゲームの長時間化が起こりやすくなると共にイベントの趣旨と反する状況が生まれやすくなる可能性があるかもしれません。
次回から何かしらの対応(例えば統率者に指定することだけを禁止にするとか)を行うのか、それとも一旦なんのテコ入れも行わず経過を見ることとするのかは現在審議中ではありますが、有識者のご意見や参加者のご意見も聞きながら慎重に検討していく所存です。

 

同様に装備品やオーラを用いて強力な統率者を育成していくタイプの白単デッキの台頭も見られましたが、こちらはカードやマナ(というかテンポ)を使って形成するものである上に様々な干渉手段の影響を受けるため、何かしらのテコ入れを必要とするものではないと判断しています。結果的にゲームの展開で中心になることは多かった印象ですが、特に一方的過ぎているとは感じませんでした。しかしながら、このあたりに関してもご意見をいただきたいと思っています。

 

まとめ


最後に写真撮影!参加者52人の写真ってすげー!



 

 

そして恒例の咎人集合写真!

 


どいつもこいつも悪そうな顔してるなー!!(半分以上隠れてるけど)

今回もめちゃくちゃ楽しい一日をみんなで過ごすことができました!


改めまして今回もご参加ありがとうございました!!


既に次回の日程の調整に入っていますので、また第5回でお会いできるのを楽しみにしています!!

 

ではまたー!!