こんにちは、ぷろすたです。
始まりました。新シリーズ、メモの端書き。
このシリーズでは、仕事中の暇な時間に思いついては走り書き、そのままうたかたに消えていくデッキリストを机上の空論と共に残します。
アイデアをそのまま思考の過程と共に記事とし、使用に耐えるものとして完成を見るかどうかはさておいてとりあえず残しておくもので、どれだけそれっぽいことが書いてあっても机上の空論であることをご理解の上お読みください。
というのも、ライフスタイルの変化によって試す時間が従来よりも極端に減ってしまい、なにか一つ思い付いても、いろいろと試してから記事にする頃には旬も過ぎてしまっていることがほとんどになってしまいました。
思いついても無駄になってしまうくらいなら、いっそ開き直って未完成の状態で公開して、どこかの誰かが遊んでみたり研究してみたりしてくれたら嬉しいな、と。
概ねクソデッキで概ね勝てない場合がほとんどですので、これは有用だ!やってみたい!と思う部分を見つけた方がいらしたら、ぜひ研究したり遊んでみたりしていただき、結果をコメントで教えてくださればと思います。
ここから先にどれだけそれっぽいことが書いてあっても、全て試行回数0回の机上の空論です。本当に過度な期待はしないでください。
スタンダードの猫デッキを考える
今回考えるデッキはスタンダードの猫デッキ。
まず最初に、この記事を書いているファウンデーション環境の現在でトップメタに猫デッキは当然いない。あくまで年が変わって賞品が豪華になったPWFMなど、昨今の店舗イベントで多くみられる「楽しくわいわい対戦する」をコンセプトとしたフレンドリーイベントで使用して、勝利できないまでも参加者の話題の中心となることで大勝利をおさめることを目的とする。
というか、僕にトーナメントを勝ち切るデッキを考えるゆとりはない。帰れば家事に育児、目の前に仕事という現実のさなか、一瞬だけ現実から逃避するためにデッキを考えるのだ。勝てるデッキを考えるなどという現実味の強い行為はしたくない。俺はお花畑に行きたいんだ。
お花畑に行くならば、可愛い相棒が必要というもの。それならばファウンデーションで供給された猫たちを連れて行きたいじゃないか。それを持ってPWFMに行ったならば、そこはもうカドショではない。実質猫カフェである。猫カフェゾーンを展開することでその場で優勝するのである。じゃんけんで勝てるかどうかも関係ない。猫にまみれた時点で勝利なのだ。
そうは言っても相手は丸腰ではない。丸腰ではない相手を程よく猫まみれにするためには、まずは優秀な猫をかき集める必要がある。優秀な猫を探すため、まずはジャングルの奥地(wisdomguildのカード検索)に向かった。
優秀な猫①:初祖牙、アラーボ

まずはなんと言ってもファウンデーションで追加された新たなアラーボは欠かせない。トークンでない猫を出すと猫トークンを出すという能力に加え、猫全体を強化する、いわゆるロード能力を備えている。
横に並べる展開を作り、それを強化するので1枚で完結しているのは見事と言う他ない。出る1/1も2/2に強化される上に、1枚でもトークンを出せれば除去されても枚数のロスがないのはハッキリ言ってバグっている。ファウンデーションのプレリリースでもこいつに泣かされた(小並感)。理想はアラーボ→1マナ猫の流れをキメることだろう。
ただ、出してすぐに猫を追加しなければ「喉首狙い吸引機」と猫のセット販売である。ダイソンよりもシャークよりも強い吸引力なのは間違いないが、しょんぼり度合いがすごすぎる。
そこで次の優秀な猫の出番となる。
優秀な猫②:マラメトの模範、クチル

アラーボを着地させてすぐに猫を唱えたとしても、唱えた猫が着地する前に除去を撃たれるのが関の山である。そう、だったら除去を撃たせなければよいのである。ここでイクサランが生んだ神アンコモン猫ことクチル大先生の登場である。
自分のターンに相手は呪文を唱えられなくなるので、悠々とアラーボ&猫を出すことができる。そしてクチルの下半分の効果はアラーボのロード能力と噛み合っている。
不親切極まりない表記の効果だが、わかりやすく説明すると「カードに書いてあるパワーよりもパワーが大きい状態のクリーチャーが対戦相手にダメージを与えた時に1ドロー」ということである。つまり、ロード能力で強化されていることで、記載されているパワー(基本のパワー)よりも強くなっている猫たちが全員ドローソースとなる。
ただし、「1体以上」と書いてあるので、先制攻撃などで与えるタイミングをズラさない限りは何体がダメージを与えようが引けるのは基本1枚。とても残念な部分に見えるが、全体がトランプルを持っていて複数体通るのが当然、という部族でもなさそうな上に横展開は基本的にアラーボ頼みなのであんまり関係ないかもしれない(しらんけど)
実はイクサランにはたくさんの猫がおり、どうせならクチルの上司(?)である神話レアの猫、オキネクアハウさんにも注目しておきたい。

これまたわかりにくい書き方だが、要するにこの猫が攻撃した時に、全員がその時に受けている強化と同じ数値分の+1/+1カウンターを得る。もっと要約すると強化値が倍になる。その上カウンターによる強化なのでカウンターがある限りずっと強化されるのである。ファウンデーションで投入された猫専用の全体強化呪文、剥き出しの爪と組み合わせるととんでもないことになりそうで夢があるのがいい。

こんなことが許されていいのか
ただし夢ばかりも見ていられないため、上司は入れて1枚というところか。上司がいっぱいいるなんて考えるだけで地獄だしな。なんなら遊び場に上司なんて概念はない方がいい。
優秀な猫③:威厳あるカラカル

ファウンデーションにてアモンケットから帰ってきた、重めの猫ロード。出た時に絆魂を持った猫トークンを2体連れてくる。絆魂を持った猫を連れてくるくせに、他の猫を絆魂にするというインクの染みを持っている。
最近のハイパワーなマジックに染まり切った諸兄は「こんな重いカード使われるわけがない」とお思いだろうが、この猫が優秀であることは歴史が示している。というのもこの猫、連れてくる猫が強化されるので実質5マナ7/7という破格のスタッツになっており、カラカルを処理してもトークンが残るので非常に厄介なフィニッシャーとして活躍した実績があるカード。当時の青白コントロールにてサイド後の勝ち筋として多くのプレイヤーを苦しめた1枚なのだ。
今回の目的は猫まみれにすることであり、フレンドリーマッチで実質優勝(優勝ではない)することなので、アモンケット次元を知っているプレイヤーをニッコリさせることを忘れてはいけない。猫まみれにする点でも相手をニッコリさせる点でもこの猫が優秀ではない理由などあるわけがない。
真面目な話、うまいこと手札が尽きないように立ち回った後に更地にカラカルを送り出すだけで盤面へのインパクトはだいぶ強い(小並感)ため普通に使いたい。
それではこれらをデッキリストにするべく全体の構成を考えていきたい。
全体構成を考える
まず、アラーボの良さを活かすべく、アラーボが着地してすぐに猫を唱える、という動きを取りやすい構成にしたい。
前述の通り4マナ揃えてアラーボ→1マナ猫の流れを作りたいことに加え、序盤からクリーチャーを並べたいため、1マナの猫は極力たくさん採用したい。それでは現在のスタンダードプールの白1マナの猫、全3種をご覧頂こう。



本当に令和のスタンダードデッキの1マナクリーチャーなのか?と思ってしまうレベルの弱さだが相手を猫まみれにするためには背に腹はかえられない。これらを極力多く採用する。
2マナの猫も極力採用したい。ざっくりと見て強そうだなと感じたのはこのレア猫。

なんで基本のスタッツが令和の世に1/1なのかと全力でつっこみたい所だが、出たクリーチャーがトークンでも反応して強くなるので、アラーボはもちろん、威厳あるカラカルとも相性がよいため涙を飲んでよしとする。
見たところドローエンジンになるような猫はクチル以外にいない。手札が尽きてしまうと全ての動きが止まってしまうため、もう一種の2マナ猫はこちらを採用。

マナさえあれば、アラーボ→狩人→1マナ猫と繋がるかもしれないし、2ターン目に何もしないでターンを返す可能性も減る。
何よりアラーボにしろカラカルにしろマナが揃ってからでないと仕事をしないし、序盤からどんどんと積極的にクリーチャーを並べていれば勝っていた、というゲーム展開をできるほど優秀な低マナに恵まれてはいない部族のようなので、この「2ターン目に暇だから猫出して1ドローしておく」というのは悪い動きではない。言いたいことは山ほどあるが、つぶらな瞳がかわいいのでよしとする。
そうなると1マナと2マナを比較的厚めに取るデッキになりそうなので、アラーボが引けない場合に最速の横展開をしてもそれなりに戦えるようにしておきたい。そうなるとアラーボとクチル以外で存在感のある2〜3マナ猫(そんなものはない)か、アラーボ以外の軽めの猫ロードが欲しい。アラーボが伝説クリーチャーであるため、ロードを重ねる手段がアラーボ+カラカルだけになってしまうという切実な事情もある。
他にロードになるものはないかと探したところ、この2枚に行き当たった。


実はスタンダードで使えるようになった順応する自動機械。アーティファクトなので喉首狙いが当たらないというメリットはあるものの、さすがに3マナ2/2でロード能力だけのクリーチャーを養うゆとりはない。何よりどう見ても猫ではないし可愛くない。猫まみれの空間を作ろうとしているのにどう見ても猫ではないものを入れようとしている時点で戦う前から敗北している。猫と言い張る勇気!とか言う人はいそうだがそうではない、そうではないのだ。
それに対し、縫い合わせの旗は生き物ではないが見た目からして猫の好みそうな雑多な布なので猫みがあるところがポイント高い。真面目な話をすると1マナの猫を厚く取ることは決まっているので、3ターン目に旗を置いてから旗から出るマナで1マナクリーチャーを出すという動きができて無駄がない。さらにはここで1マナ加速することにより、次のターンに土地を置けば5マナに到達するため威厳あるカラカルの着地が早まるし、5マナということは1マナ猫を切らしていても2マナの猫でアラーボ+猫の動きが可能になる。勿論アラーボ+1マナ猫+1マナ猫と動いてもよい。素晴らしく猫まみれである。というかどう考えても猫まみれにするために金(マナ)がかかりすぎるので、多少EDH寄りの発想ではあるがロードにマナジャンプがついているのは絶妙な噛み合いがあるように見える。
イメージ的には
1ターン目:サバンナライオン
2ターン目:空騎士の従者
3ターン目:縫い合わせの旗+ライオン
4ターン目:威厳あるカラカル
というのがアラーボ抜きでの理想ムーブになるだろう。この動きができれば4ターン目の空騎士の従者は7/7飛行絆魂というアホみたいなスタッツで攻撃できており、地上は4/3絆魂のサバンナライオンが駆け抜けることになる。おまけに待ち構えるのは4/4のカラカルと3/3絆魂の猫トークン×2だ。端的に申し上げてイカれている。
相手がスパーキーちゃん以下の土地を出すだけの死んだマグロだった場合、2ターン目2点、3ターン目6点、4ターン目に15点ダメージを与えられる想定。マグロからほぐし身となりいい感じの猫まんまとなる。
そういうわけで大枠は決まったので、やっつけでデッキリストにしていく。
デッキリストにしてみた
《セレズニア猫》
*クリーチャー 30
(1) サバンナ・ライオン 4
(1) レオニンの先兵 4
(1) 広場の使い魔 2
(2) お手伝いする狩人 4
(2) 空騎士の従者 4
(3) マラメトの模範、クチル 4
(3) 初祖牙、アラーボ 4
(4) 君主のオキネク・アハウ 1
(5) 威厳あるカラカル 3
*呪文 9
(2) 幽霊による庇護 3
(3) 縫い合わせの旗 4
(5) 剥き出しの爪 2
*土地 21
剃刀境の茂み 4
不穏な大草原 2
低木林地 4
魂の洞窟 2
草萌ゆる玄関 1
平地 8
*サイドボード
(2) 脚当ての陣形 2
(2) 悪魔祓い 2
(3) 星界の再誕 1
(3) クチルの側衛 3
(3) トカシアの歓待 3
(4) 潜伏工作員、アジャニ 2
(4) 大天使エルズペス 1
(5) 威厳あるカラカル 1
とりあえず仕事の合間で考えた結果がこちら。
一旦は金額の高い土地も入れているが、諜報土地は平地か不穏な大草原の3枚目でもいいだろうし、魂の洞窟は閑静な中庭でもよいし平地でも森でも回ると思う。というかエンジョイ目的のデッキにそこまでバチコリ投資せずともフレンドリーイベントは楽しいのでこの辺りは1ミリも参考にならんまである。
むしろ魂の洞窟は後述するサイドボードのカードの緑マナを出せないので平地と森にする、あるいは平地とハッシュウッドの境界の方が良いかもしれない。打ち消されないのは心強いが、クチルが出ていれば打ち消されない(相手が呪文を使えない)ので考えなくてもよいかもしれない(そもそもクチルを出す緑マナがないと話にならない、という説もあるが)

基本的に低マナがデッキの中心であるため土地は21枚と最小限にし、縫い合わせの旗を合わせると25枚のマナ基板となっている。不穏な大草原はクリーチャー化することでマナフラッドを受けられる5マナアクションとなる上に、自分以外を強化する能力があるので横並びを目指すこのデッキと非常に噛み合う。惜しい所を挙げるとすると猫ではなくラマになるというところか。
また、オキネクアハウと11枚目の1マナ猫で迷った結果、ロード能力を上乗せする効果に期待してオキネクアハウを採用した。オキネクアハウを含めると、12枚ものロードを採用したデッキになった。

除去を入れる枠を全く作らないのは流石にあり得なかったので、クリーチャーが30枚入っていることに甘えてを生かして幽霊による庇護を採用した。ロードが除去されてクチルやアハウが生かせない場合も打点を伸ばせるのでシナジーを持つ。

サイドボードのクチルの側衛は主に全体除去に対して打点を残す目的と墓地対策を兼ねた起用とした。最も全方位に丸い猫はどう見てもこれだったが、あまりにもメインボードの動きとかみ合わないためサイドボードに入れることにした。というか上司よりもレアリティが高いというのはマラメトはどうなっているのか。もう少し分をわきまえなさい。
懸念点などの考察
調べた限りと店舗イベントでの目撃情報を聞く限りでは白単色で遊んでいる人が多そうなのだが、思いついたものが緑白だったのと、サイドボードの幅が広がるのではと期待して緑白で構成してみた。

が、サイドに脛当ての陣形が採用できる以外にタッチ緑の良さを生かせそうなサイドボードをあまり見つけられなかった。正直クチルを諦めてトカシアの歓待をメインに入れれば白単でもいけそうである。
とはいえサイドボードにちゃんとアジャニを採用できたので猫デッキらしい部分も作ることができた。実際奥義に到達すれば5枚猫を唱えて毒殺で勝つことができるので殴り勝ちが難しそうな場面で別の勝ち方が用意できるかもしれない。何より30枚ものクリーチャーを採用したことでプラス能力を有効に機能させて手札が尽きないように動くこともできそうだ。今回は枠を作り出すこと自体を途中で放棄してしまったが、メインボードに蛇皮のヴェールを入れてアラーボなどの中核クリーチャーを守る動きも緑を足すメリットになりそう。
そうして毒にも薬にもならぬ文章を書いている間に霊気走破の新カードで名誉猫とも呼べそうなカードが登場した。

新しいバスリ君で暇なときに猫を出す方が変装する猫よりも強い気がして目眩がしている。おまえ人間だろ。分をわきまえなさい。

緑白の機械巨人も1マナのカードを2枚補充してくれるので、このデッキのやりたいこととかみ合っており、猫ではないがオキネクアハウよりも仕事をする可能性が出てきた。
いったい猫はどこへ向かってしまうのか。だれにもわからない。
だって猫だもの。
まとめ
いかがだったでしょうか。
中途半端な仕上がりですまんかった。
途中までになってしまったがこれでも真面目に考えてみた結果なので、実際に使っている人やいいアイデア、環境に刺さっている猫の情報などがあればぜひコメントを入れていただきたいと思います。
ではまた!
(追記)
カード画像は全て駿河屋さまへの通販リンクとなっています。表示されたカード以外にも何か購入していただけると子供のミルク代が助かりますので、気になる商品の購入や霊気走破の予約などご利用いただけますと幸いです。
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