MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

僕がマジックを始めた話(9):シングルカードを予約する

前回のあらすじ

プレリリースでパックの引きも対戦もコテンパンにされた僕!

安いデッキなんて無理!って言われて凹んでたけど、発売前なのでテンションは高いぞ!

 

今回の言いたいこと

①すぐに使うものは予約しよう

②その後の価格を予想しよう

③カードの情報を集めよう

④結局使ってみることが大事なので早めの入手は基本得

 

もくじ

 

お店に予約をしに行った話

 

プレリリースの後、立川のお店に行きました。そのお店では、発売前にシングルカードの予約ができたのです。

 

その頃の僕の状態がこちら

・お金使いたくないので買うカードは1枚150円のものまで

・持ってるデッキは使い物にならない黒単だけ

 

そんな僕に彗星のごとく現れたソリューションがこちらでした。

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普通に勝つのは難しいけど、どうにか7点だけライフを削るのはできるかもしれない、という発想でした(初心者あるある)

 

なのでとりあえずは、と思ってデッキに入れたものがこちら

これならライフを回復しながらブロックされずにぴったり7点削れるぜ!(初心者あるある発想)

 

 

そんな僕でしたが、異界月のスポイラーを見ていると最高の相棒が!

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タップすると相手が13点になる!!!

つまりは合わされば勝利です。こいつは入れなきゃ!!

 

ということで欲しいものは地獄の樹!

こいつはなんとしても手に入れたい!

 

 

お店に行くと、発売前のカードのコピーに値札が貼られたものが、ショーケースにずらり。

地獄の樹は…450円!!

 

 

この値段、どう思いますか?

一応神話レアなんですよね。しかも発売前の予約価格なので、期待の薄いカードならこんなもんだよ、と今の僕なら思いますが…僕のその時の感想は

 

 

たけぇ!!!!!!

 

でした。

なんでかって言うまでもなく、普段買ってるカードの値段の3倍なんですから、辛いに決まってます。しかもコンボデッキなので4枚買わないとどうしようもない。ということは1800円の出費になります。このお金があったらもう数百円出したらマジックリーグに2回遊びにいけるじゃん…なんて思ってました。

そんな金銭感覚です。

 

もしかしたらたくさん使わないかもしれないし…

なんて思ってしまった僕は、とりあえず3枚予約することにしました。

 

そして発売日になりました。予約したカードを取りに行きにお店へ。

ちらっと地獄の樹の値段を確認。

 

 

お前!!!350円になっとるやんけ!!!!!

 

 

ああ…カードの値段ってこんなにコロコロ変わるんだ…とショックを受けました(この後200円になってさらにショックを受ける)

物の値段がこんなにすぐに変わるなんて、普通に生活していてあんまりないことですからね。なんか騙された気分…。

泣く泣く、4枚目の地獄の樹を買いました。

 

でも、僕の心は燃えてました。

安いデッキじゃだめだって言ってた人たちをこれで見返してやるんだ、と。

 

その後の話はまた次回。

 

 

そもそもシングル予約とは?

 

さて、灯争大戦のスポイラーも始まり、シングルカードの予約価格がだんだん出てくると思います。

そもそも、シングルカードの予約ってどうしてできるの??と思っている初心者さんも多いと思いますのでそのあたりから(僕は店員さんではないので聞いた話です)

 

カードショップの利点はシングルカードを売っていることです。そのシングルカードを発売日に店頭に並べるためには、発売前に入荷したパックを何カートンも剥くしかありません(本当に辛いらしい)

こうして出たレアカードを仕分けます。

 

これを、受注したレアカードの枚数が揃うまでやる

 

ということらしいです。(本当にお疲れ様です)

もちろん、本来なら売り物になるパックを開封するので、そのパックたちはお店の仕入れたものです。なので、レアに対して神話レアの封入率が低いため、どんなに弱い神話レアでも初動価格は高めになります

 

そして、需要がありすぎて手に入らない!なんてことも起こりうるので、すぐに使いたいと思っているカードは他の人も思っている、と考えて予約してしまうのがいいと思います。

 

 

情報をとにかく集めよう

 

そして、このカードが強いらしいとか、このカードはこういう使い方をされるだろう、という予想から、カードの初動価格が決まります。そのため、受注段階で予約の価格が変動することもあります。そうして発売を迎えます。

最初は700円だったものが発売直後2400円まで上がったり(ハイドロイド混成体)、逆に3000円くらいのものが2500円まで下がったり(恩寵の天使)します。

その後、ハイドロイドは一時6000円を超え、恩寵の天使は値下がり続けて500円くらいまで落ちてきました(悲しい)

 

カードゲームのこういうところは本当に情報戦です。

 

こういった情報がたくさん得られるのはtwitterなので、値段と一緒にどうしてそうなってるのか?の情報を集めるのがポイントになります。

その時に、実際のデッキはどういう作り方になるのか?何枚必要なのか?というのが最大のポイントです。

 

上の項で説明したように、封入率の低い神話レアは高めの価格設定になりがちなのに加えて、デッキに1枚で十分なカードなのか、4枚必須のカードなのかによって値段は劇的に変わります

 

 

早めに使い始めること自体はお得!

 

そんなに値段変わるなら予約なんて買えない…と思っている初心者さんも多いと思います。そんな人たちにお伝えしたいのがこちらの言葉。

 

減価償却

 

です。

減価償却とは、長期間にわたって使用される固定資産の取得(設備投資)に要した支出を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分する手続きである(Wikipediaより)

要するに、1000円のものを10年使ったと仮定すると1年で100円のコストになりますが、5年で捨てたとすると1年200円のコストになるという話です。

 

まず、スタンダードのカードはローテーションという賞味期限を持っています。そのため、どうしてもスタンダードでしか居場所を見つけられないカードはローテーションに近づくと値段が下がってしまいます。ただ、それまでは大きな需要の変動が起きない限りある程度の値段を維持します。

 

なので、今年ローテーションになる500円のカードを今日買って使い切るのと、2ヶ月後に買って使い切るのでは、2ヶ月分、使う機会を失っているので損になります

このように早めに購入してしまって使い倒すことによって得になる、という考え方ではかなりお得なのがシングル予約の利点です。

 

ただし、恩寵の天使のように大きく値下がりするパターンもあります。

なので、情報を逐一チェックして、下がりそうだと思ったら早めに売却してしまうのも一つの手です。

 

何より、自分が使ってみることが何よりの情報になりますので、一番の判断材料になります。そのためにも、自分がすぐに使うものは予約するのが一番だと思います。

 

 

スポイラーを見て、使いたいカードが決まったら、早速予約してみましょう!情報収集もお忘れなく!