MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

イコリアプレビュー(2):ゴジラシリーズとサメ台風

こんにちは!ぷろすたです。

 

イコリアプレビューの続き!

気になるカードを掘り下げていこうと思います!

 

メカニズムについて掘り下げた前回の記事はこちら↓

前回の記事

イコリアプレビュー(1):新キーワード能力について語る! - MTG航海日誌

 

 

 

 

 

ゴジラシリーズとは?

 

まずはこれに触れておかねばならないでしょう。

今回のイコリアでは、去年の灯争大戦での日本語版限定カード以来1年ぶりとなる特別版のカードの収録が公表されています。

詳細はこちら↓

mtg-jp.com

 

今回は全てのカードが日本語版のパックからしか出ない、というものではなく、日本語版以外でもコレクターブーズターからはゴジラバージョンのカードが出るようです。

しかし、日本語版しか存在しないものが3種類あるので、これまた業の深いことを…というのが個人的な感想です。

 

噂の◯◯◯ビーム

そして、噂の「◯◯◯ビーム」版のスペースゴジラ。ネットニュースにもなってしまい、その記事への反応を見ると幸か不幸かマジックに興味を持ったようなツイートもちらほら。これ自体はとても喜ばしいことではありませんが、ゴジラコラボのパックであることは広く拡散され知れ渡ったようです。

再販バージョンではこのカードが削除されるとのことで、ゴジラシリーズの封入率自体が12パックに1枚であることから、一体どれほどのカードが出回ることになるのかはわかりませんが、ある程度の希少性が出ることは間違いないでしょう。実際にシングル予約の価格も既にとんでもないことになっており、その上Foil(Foilの封入率はさらに低い60パックに1枚)ともなればコレクターアイテムとしてはとんでもないことになりそうです。

とはいえ僕は、この状況下で積極的に集めようという気にはならない1枚ですね。

 

 

サメ台風(シャークネード)

 

今回僕が一番気になったカードがこちら。

 

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パニック映画「シャークネード」のパロディカードと言われている「サメ台風」!

 

どんな映画なん?と気になった方はこちらから…(スッ

ざっくり言うと海上で発生した竜巻が海水を巻き込んで都市を襲うんですけど、巻き込んだ海水の中には大量の人食い鮫が。街の人々は暴風、降ってくる海水、落ちてくる鮫と戦うことに、という内容。

ちなみに僕は見たことはありません(おい

 

それでもこのカードの効果にはとても惹かれました。

その理由が好んで使っていたこれ。

 

カラデシュの神話レアでは微妙と言われていた機械医学的召喚。

僕もこのカードをローテーション直前のM19時代にこれを使用したカジュアルデッキ(青単コントロール)を作っていました。一度定着すると本当に楽しいカードです。

 

そして今回のサメ台風。

当時の僕の主観ですが、どうしても機械医学的召喚を4枚入れると序盤で2枚引いた時にあまりにも重く、捨てるカードなどがなければ主軸に据えるとなっても3枚が限度という感じでした。

が、今回のサメ台風は6マナとさらにコストは増えたものの、クリーチャーを出すサイクリング付き

つまり重ねて引いた時の対処が簡単になりますので、4枚採用が容易になっています。

 

そしてトークンを出す能力の誘発条件が緩和されていて、インスタントかソーサリーだけでなく、クリーチャーでない呪文ならトークンを出してくれるようになっています。ということは、プレインズウォーカーやエンチャントでもトークンを出すことができます

 

しかも、出てくるトークンが飛行付き。

 

めちゃくちゃいいカードになってるやんけ…!!

 

ということで勢いに任せて考えてみたデッキがこちら。

 

サメ台風を使用したデッキリスト

 

《シャークネードランプ》

*クリーチャー 8

(2)//(3) 厚かましい借り手 4

(3)//(7) 豆の木の巨人 1

(2+x) ハイドロイド混成体 3

 

*呪文 26

(2) 成長のらせん 4

(2) 海の神のお告げ 3

(3) 狩猟の神のお告げ 4

(3) 中和 3

(4) 移動経路 4

(4) 薬術師の眼識 1

(5) 世界を揺るがす者、ニッサ 3

(6) サメ台風 4

 

*土地 26

繁殖池 4

神秘の神殿 4

ヴァントレス城 2

寓話の小道 2

8

6

 

*サイド

(2) 霊気の疾風 3

(2) 萎れ 2

(2) 否認 3

(3) ラゾテプの板金 2

(3) 旋風の如き否定 2

(4) 変容するケラトプス 3

 

 

ざっくりと解説

 

以前の機械医学的召喚の頃によく使われた戦略がランパン呪文と組み合わせるというものです。

5マナと重い機械医学的召喚をランパン呪文で早く着地させることができますし、着地した後はさらにランパン呪文を唱えることでトークンを生成しつつ、大量のマナを手に入れることでランパン呪文を連打することも、大きいマナコストのものを唱えることもできる、というものでした。連打できるということはたくさんクリーチャーを展開できるので、一気にボードアドバンテージを取り返していくことができるということになります。

 

テーロス還魂記までで使えるクリーチャーでないランプ手段はひとまずこれら。

 

 

どちらもインスタントタイミングで唱えられるので、相手の動きを見てから対処できますし、サメ台風の着地後はインスタントタイミングで唱えることでトークンを出すことができます。

そして4マナのランパン呪文に迂回路がありますが、今回のイコリアでこのカードが収録されるので、

 

こちらを使う方が強そうです。 

サイクリングがついているので、サメ台風を持っていなければサイクリングで探しに行く、サメ台風を持っていれば土地を持ってきてサメ台風を着地させるのを早めます。

その上デッキの土地が圧縮されるので、デッキから有効牌を引く確率も高めてくれます。

 

何よりこのデッキの目玉な動きはこれ。

 

 

ランプといえばこのニッサ、なのですが。

これも非クリーチャー呪文なので、サメ台風が着地した後に唱えたると5/5飛行が出ます。その上土地を3/3警戒に変えてくれるので、相手は合計8/8のクロックと対峙することとなります。

 

 

1枚だけ採用した「薬術師の眼識」は、2回唱えることができるのでサメ台風を探しつつ、サメ台風の着地後は4/4を出しつつカードを引いてさらに呪文を唱えるという動きになります。実際に回してみて増量できそうなら増量したいところです。

意外と瞬速で唱えられるものが多いので、追加ターンのカードは採用しなくて良さそうかなと思っています。

 

このデッキが強いかどうかは定かではありませんが、楽しそうなのでこのデッキを使おうと思っています。

 

 

まとめ

 

今回はゴジラシリーズのカードについてと、僕が作ろうと思っているシャークネードデッキについて書きました!

他にも思いついたデッキがあるので、また次回の記事で紹介していきたいと思います!

 

新環境が楽しみですね!!では!!