前回のあらすじ
初めて構築を持ち込んだ僕!
デッキのヒントは得られなかったけど、プレリリースってのがあるらしいぞ!
今回の言いたいこと
①プレリリースはお祭りだ!気軽に行こう!
②プレリリースにはスリーブを持って行こう!
③新弾に収録されるカードは発売2週間前に全てわかる!
④新規カードが公開されて、初めて値段がつく
もくじ
プレリリースって何?
プレリリースとは、新弾発売の前週末に各店舗で行われるイベントで、新弾のカードを発売前に使って遊べる機会になります。
公式のページはこちら↓
プレリリース|イベント|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
まず、参加者はプレリリースキットを受け取ります。
プレリリースキットには、新弾のパックが6パックと、レアor神話レアの日付入りfoilカードが1枚封入されています(その弾によって内容が違う時があります)
これらとお店で借りられる基本土地を使って、その場で40枚以上のデッキを構築します。
全員が同じ条件でデッキを構築するので(パックの内容によって多少の当たり外れはあるものの)資産の差がなく遊ぶことができます。
そしてカジュアルイベントになっているので、普通のリミテッドの大会と違ってラウンドごとに構築の組み替えができます。これにより新しいメカニズムや、新しいカードの感触を試すことができます。
また、かなりカジュアルなイベントなので、どちらかといえば新弾発売の前夜祭(前週祭?)のような形なので、プレリリースだけは参加する!という方もおられるくらい、楽しいお祭りのようなイベントです。
前回プレリリースの記事ですが、参考になる記事がこちら
『ラヴニカの献身』プレリリース入門|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
ちなみに、次回の灯争大戦のプレリリースは、いつもの日程だと4/27と4/28に行われると思います。
一通りプレリリースの説明をしたところで、初めてのプレリリース、始まり〜
プレリリースに持って行くもの(ダイスとスリーブとライフ用紙)
初めてのプレリリースには、人がたくさんいました。
まず、参加費を払って一番最初に聞かれたことは…
「スリーブ持ってきた?」
え!スリーブ!?
スリーブ必要なの!?
いや、絶対必須、ではないんですけどね。
考えてみてください。
高額になりそうなカードを引いたら、それを裸で使うんですか?ってことですよww
そういうことを聞いて、そりゃあそうだよねっていうことで購入しました。
参加しようと思っているあなたは、僕の二の舞にならないよう、スリーブを持参しましょう。
ちなみに、無地のスリーブは家電量販店で安く買えることが結構あります。少しでも安上がりにしたい場合は他の用事のついでに探してみると良いかもしれません。ポイントも貯まるしね。
あとは先攻後攻を決めたり、カウンターとしても使えるダイス(サイコロ)を3〜4個、ライフを記録するもの(メモとペン、またはスマホのアプリでもOK)があると良いです。
シングルカードの初動価格
さて、プレリリースキットが目の前に到着し、みんなで一斉に開封!
あちらこちらからいろんな声が響きます。
おー!!!!!
あー…
んー・・
やったー!!すげー!!!
うんうん、みなさん良いものを引いているみたい…
ここで疑問に思う方がおられると思うのですが、なぜ新弾が発売する前なのに良いものとそうでないものがわかるのか?
実は、発売の1ヶ月前くらいからスポイラー(新規カードのプレビュー)期間に突入し、プレリリースの1週間前にはすべての収録カードがわかります。
そして、一部のお店では発売前にそのカードのシングル購入の予約が始まっているのです。この時の値段が、初動価格なんですね。
この時実は、狙っているカードがありました。
簡単に言うと、タップで相手のライフを13点にできます。
これが僕の目当ての神話レアでした。何故か?
イニストラードを覆う影に、こんなカードがあったからです。
要するに、相手のライフを地獄の樹で13にして、そのまま僕のターンを迎えることができたら、僕はゲームに勝ちます!
13恐怖症は当時30円くらいのカードだったので、この二つを組み合わせると、勝利条件さえ満たしてしまえば僕の勝ち!
デッキにお金がかかってなかろうと関係ない!
さて、僕も開封じゃ!!!
…地獄の樹はもちろん、良いものは全然引けませんでした!!!
構築して対戦!
この後、雑魚デッキ片手にめちゃくちゃマジックした←雑
結果は惨憺たるものでした。
今でこそ、「除去はあまりマナカーブの考慮に入れず、まずはクリーチャーだけで綺麗なマナカーブを作る」なんて当たり前のことを知っていますが、当時はそんなことわかりません。
うんうん悩んでマナカーブを優先したデッキを作ったものの、周りの人はなんでこんなにそのカードたちの使い方をわかってるんだ!?ってくらい、けちょんけちょんにされました。僕がわかってなかっただけなんですけどね。
そして悔しい思いをした僕は、引けなかった地獄の樹を買う決意をしたのでした…
その時の話はまた次回。