MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

「第3回開封大好きパイオニアグランプリ」に参加して

こんにちは、ぷろすたです。

先日、開封大好きよしひろさん主催の

「第3回 開封大好きパイオニアグランプリ」

に参加してきました!

 

実は第2回にも参加させていただき、7位入賞!惜しい試合もたくさんあったので、次はトップを狙う意気込みで参戦してきました。

今回は二つの目線から大会の振り返りをしていこうと思います。

一つ目は対戦した内容や勝負の振り返り。
二つ目は単純に参加してみて感じた雰囲気や盛り上がりの視点です。

でははじまり~

 

 



今回の使用デッキ

まず今回握ったデッキから。

ジャンドミッドレンジ

 

 

 


これまでブログで紹介してこなかったのですが、今年に入ってからずっと愛用しているデッキになります。このデッキの紹介記事は後日アップしようと思います。
簡単に説明すると一枚一枚が強力にアドバンテージを得られるカードの集合体になっている除去コントロールです。よく「モダン黎明期のジャンドの生き写し」と言われます(がモダン黎明期のジャンドを見たことはありません)。

 

赤黒ミッドレンジに似たような挙動のデッキにはなるのですが、緑を足したことで各種ビートダウンデッキに滅法強く、下手をするとPWよりもアドバンテージを稼ぐ《長老ガーガロス》をフィニッシャーに据えることができます。

さらにニューカペナで新加入した土建組一家の魔除けがいい仕事をします。構えてエンドすれば最低限布告除去、隙があればなんと3ドロー。さらにもう一つの相手の墓地を追放するモードは、イゼットフェニックスやパルへリオンシュートなどの墓地を利用するデッキに対して「最も有効なタイミング」を狙って撃ちこむことができるので、完全に相手の虚をつく一手として重宝しています。

半面、3色になることでミシュラランドを採用するのが難しいためにマナフラッドを受ける手段に乏しいため、挙動の安定感で劣ります。また、黒4シンボルを出すのが極めて困難なために《絶望招来》を採用できないというのがデメリットとなっています。

 

とは言っても個人的にはデッキの仕上がりには非常に満足しており、前回の第2回大会ではスイス6位通過、SE1没という結果を残せています。

 

今回もがんばってくれ…!!!

 

 

開戦!!

第一試合 ロータスコンボ

はっきり言って「絶対に勝てない相手」。
赤黒ミッドレンジもそうですが、こういったアンフェアデッキとコントロール系のデッキに対して不利なのがミッドレンジの定めですね。

1勝1敗からの3戦目、サイドから投入した高山の月を初手に引けたので、1ターン目やることないし置いておくかぁ。と余裕をかましていたら、相手の睡蓮の原野がノーデメリットで着地した上に森の占術でサーチした母聖樹で月を叩き割られて息を吹き返され、サイドカードを置いたにも関わらず見たことないスピードでコンボを決められて敗北。

月は相手が動き出す直前に置きましょう。この日の最大の学び。

 

第二試合 イゼットフェニックス

この試合のお相手はぷろすた会黎明期からの常連さんのインパルス神氏。事前予約のリストに名前があったけどまさか当たるとは。

相手のマリガンや除去の吸い付きに助けられ、2タテ。

 

第三試合 白単プリズン

この試合もまさかの知り合い。木曜に行っている「MTG夜活交流会」によく来てくれるかの のぞみ氏。えつげつないパイオニア組んだよーとは聞いていたけれど、まさか当たるとは。

 

 

九つの命と厳粛を使ったコンボデッキで、序盤は相手のビートを遅くすることに主眼を置いたエンチャント群を並べ、コンボが決まれば相手の勝ち筋をつぶし、決まらなくてもニクソスから大量のマナを出してウラモグを叩きつければゲームに勝つに決まってる、というデッキです。

1戦目は相手の土地事故の隙にクロックをこれでもかと並べて勝ち。
2戦目はなんとか粘るも最後にトークン軍団に殴られて負け。

3戦目は試合時間ギリギリまでもつれ込み、互いに勝ち筋が見えないままゲームが進行。ウラモグを着地させられるも、構えていた絶滅の契機でトークンもろとも一掃。しかしドローに恵まれず攻め切れないまま、相手の除去エンチャントがさらに盤面を縛り。
最後に勝ちにつながるものが引けず。除去しか引けないままなんとか耐えることには成功して引き分け。

悔いは残るし、よほど投了して譲るべきだったか?とも思われたけれど、これ以上負けるとトップ8に残れる可能性も潰えるので引き分けでよかったような気もする。難しい。

 

第四試合 赤単

お相手が土地の噛み合いに恵まれず。2タテ。
そもそも相性のいい相手なので、申し訳ないけれどもいいように捌かせてもらいました。

 

第五試合 白黒吸血鬼

この試合もまさかの知り合い。いつもいろんなところで遊んでいるネイチさん。
1戦目はクロックを展開しつつ相手の戦力をきれいに除去で一掃して勝利。
2戦目は先攻の相手が猛攻を仕掛けてくるも、土地が一瞬詰まり、テンポロスから敗着。
3戦目はこちら先攻で1マリガンからスタート。除去とクロックで優位を作るも、1ターン止まった土地がテンポロスを生み、その間に仕掛けられる猛攻をしのぐために血トークンで土地を切って除去を探しに行くなどしたために十分なマナが得られず。相手はエドガーマルコフを着地させ、除去できないロードに苦戦を強いられる。頼みの綱のガーガロスも消失の詩句で追放されるなど、常時劣勢。ライフを相当持っていかれるのを除去で耐えるも、トドメの「絶望招来」。その名の通りで敗着(キボウノハナー♪

カラーリング上相手の方が大きいクリーチャーへの対処をしやすかったり、盤面を展開してのシナジーなど、1枚が出ることでの爆発力がある相手のため決して優位ではありませんでしたが、このマッチを取れていれば未来は大きく変わったかもしれず、細かいプレイ順などの検討が甘いなと感じました。

 

第六試合 ジャンドサクリファイス

こちらは前回の第2回大会でも対戦した方。丁寧なプレイで前回も苦しめられたものの、メインから散らされた置物対策(突然の衰微、ウィザーブルームの命令、暗殺者の戦利品、コラガンの命令)で2ゲーム連取で勝利。

 

 

結果は3勝2敗1分で19位。もう一つ勝てていれば13ポイントでトップ8でした。おしい。

 

ていうか6回戦中3人が知り合いだったのすごい。

 

 

大会中の雰囲気など

大会は大会だったのですが、とてもカジュアルな雰囲気の大会で、対戦相手も「ガチガチに勝ちだけ見据えて来た」というよりは「自分の好きなデッキで休日を満喫しに来た」という印象の方が多かったと感じました。

 

常時和気あいあいとした雰囲気で、対戦の合間におしゃべりを楽しむこともできましたし、僕自身とても楽しませていただきました。

 

 

会場の"crove base"さんは「とてもおしゃれなラウンジ」といった空間で、併設されたカウンターでドリンクを受け取り、飲み物を楽しみながら対戦できるのがとてもよかったです。大会に特化した店舗と違い、席と席の間隔も他のお店に比べてゆったりしており、換気もかなりしっかり行われていたので、第7波の渦中ではありましたが安心して過ごすことができました。

 

換気がとてもしっかり行われているためにエアコンの風が直撃してしまう時が前回の参加時もありました(筆者はクーラー直撃が弱点)ので、今回は対策に持参したカーディガンがいい仕事をしてくれました。どういう場所であっても、自分の弱点をケアすることは大切ですね…!

 

そしてみなさん「開封大好き」の名に恥じぬ豪華なオリパを剝きまくっておられました(うかうかしてたら買いそびれた)。
真剣な大会中、ではあるのですが時々「おおーーーーっ!!!!!!!」という歓声が。
みなさんとても楽しそうに開封されていました。

 

本来のグランプリ(マジックフェスト)ではこういった光景もよくありましたが、コロナで公式イベントがなくなってからはなかなかない光景となってしまいましたね。そんな懐かしい記憶を呼び起こしてくれる、「グランプリ」の名前に恥じないイベントだったのではないかと思います。

大会後

大会後(シングルエリミネーション中)は、運営の方がフリープレイ用の卓を用意してくださり、フリープレイの相手のマッチングなども行ってくださいました。僕もも本戦で対戦できなかった方とフリープレイさせていただきました。

みなさん統率者を楽しんだり、ドリンク片手に談笑(もちろんマスク着用でね)したり、思い思いの時間を有意義に過ごされていました。

 

そして大会の結果!

 

ちなみに6位通過したサトウさん、いつもMTG夜活交流会に来てくれる方で、直前にスパーをしてプレイングの見直しを一緒にした方だったのですが…

 

 

なんと準優勝してた!!!

おめでとうございました!!!

 

まとめ

第3回 開封大好きパイオニアグランプリ、第二回に続いて本当に楽しく参加させていただきました!
2か月連続で開催したということは、次回もまた近々開催されるかも?しれません。
次こそはトップを取るべく、愛機「ジャンドミッドレンジ」の調整を続けていきます!

それでは!