MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

テーロス還魂記プレビュー(3):ポルクラノスとかエレボスとか

こんにちは!ぷろすたです。

今日もテーロス還魂記の新しいカードについて語っていきます!

今日は4項目で5枚!!

 

 

 

 

鎖を解かれしもの、ポルクラノス

 

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4マナで6/6、脱出すると6マナ12/12という破格のスペックで蘇るポルクラノスくん。

3マナで格闘を行う能力を内蔵しており、除去のような使い方もできる1枚となっています。

 

ダメージが与えられる際にダメージを軽減して同じ数のカウンターを取り除く、という常在型能力があるので、接死を持ったクリーチャーと格闘してもダメージを与えられないので死にません(カウンターを取り除かれますが)

 

現状のスタンダードの緑黒デッキで、同じ4マナのクリーチャーの枠を争うのはおそらくこのカード。

 

 比較すると、複数回出すことができることと格闘を用いた除去を内蔵する点ではポルクラノスに優位性があり、速攻やパワー2以下にブロックされないなど戦場に出てすぐに戦線に加われるという点では探索する獣に優位性がありますね。

 

そうなると、後半になればなるほど強いデッキではポルクラノスくん、逆に早いテンポで仕掛けていくデッキなら探索する獣に軍配があがるのではないでしょうか。

 

ちなみに探索する獣は戦闘ダメージが軽減されない能力を持っているので、直接ポルクラノスと戦闘すると接死ダメージが入ってしまい死んでしまう点に注意です。

ただし、格闘は戦闘ダメージではないため軽減されるので、戦闘ダメージを与える前に格闘で対処することで対応できます(カウンターは減ります)。

 

 

 

アショクの消去

 

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4マナで呪文を追放し、追放されている限り同じ呪文を対戦相手が唱えられなくなる、という新感覚な打ち消し(のような)エンチャント。これが破壊されると追放されているカードは対戦相手の手札に戻っていきます。破壊されてすぐにスタックに乗るわけではないので、少なくとも呪文バウンスはできるような挙動になります。

 

呪文を追放するので打ち消されない呪文にも対応でき、相手はこれがある限り同じカードが使えませんから、使われた時の鬱陶しさは相当なものなのではないでしょうか。

 

同じような能力を持った『呪文捕らえ』と比較すると、戦場を離れた時の挙動がバウンスなので、除去によって打ち消しにならず結局唱えられてしまった、ということになりにくいのが優位ポイントです。

 

ちなみに、着地時の誘発で追放する能力がスタックに乗った時に対応してこのエンチャントを破壊してしまうと、戦場を離れた時の誘発が先に解決されてしまい、追放された呪文は追放されたままになってしまいます。そのため、対戦相手はこれを打ち消すか、追放されるのを見届けてから破壊するという対応になるので、確実にテンポを削ぎ落とすことができるのがメリットです。

 

しかし4マナと通常の確定打ち消し呪文よりも重いため、このカードを単純に強い打ち消しとして使うのは勿体無いような気もします。今回は信心のメカニズムを持ったカードも多数収録されるので、エンチャントであることを活かせるようなデッキで使うとこれを使う意味合いは大きいかもしれませんね。

 

 

死の国からの脱出

 

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1ターン限りの脱出を自分の墓地のカード全てに与えてくれるエンチャント。

 

脱出は代替コストなので、他の代替コスト(絢爛など)で唱えることはできません

最初に見た時、バーンの1マナスペルを墓地のリソースで唱えられたらイイなぁ、なんて思っていたのですが、冷静に考えてみるとモダンのバーンですら『稲妻』『溶岩の撃ち込み』くらいしかそういう使い方ができるものがなく、残りは3マナだったり2マナになってしまい、このカード自体も2マナというところでどうなん?という感じになってしまいました(

もちろん入る可能性は十分にあるとは思いますが、一工夫は要求されることになりそうです。

 

絢爛で1マナにして脱出できたらスタンダードの赤単バーンが作れるかなぁと思ったのですが、そういうことはできなさそうなので、サイドボードに投入してリソースを得て攻めを継続する、という使い道になるのかなと思っています。

使ってはみたいのですが、実際に使ってみないとわからない、個人的な印象は今のところそんな感じです。今後に期待!

 

 

荒涼とした心のエレボス、悲哀の徘徊者

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いかにも「サクリファイス戦略で使ってくれ」と言わんばかりの能力を持った新エレボスくん。

他のクリーチャーがいるのが条件にはなりますが、自身の能力が1枚で完結しているのは魅力ですね。

 

え?その使い道だと一生クリーチャーになれないまである?

 

ええまあ、うん、破壊不能のエンチャントだからさ、うん(

 

ドローするのに2点のペイライフが必要なのと、4マナというところで構築のサクり台としてはやや遅めな印象がありますね。そこでこの人。

 

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他の強力なカードに埋もれてあまり見向きされていないような気がしますが、サクり台としては優秀な1枚だと思います。ノーコストで生贄にでき、占術ができ、壁になってくれるヤギもいる、と考えるとこの子は破格のスペックだと思いますがいかがでしょうか。

あとは生贄にした時に誘発するカード各種と合わせるとかなりイイ仕事をしそうだなと思っています。サクリファイスデッキに新たに入るのはどちらになるのか、見ものですね!

 

 

まとめと告知!

 

今回は5枚のカードを独断と偏見で掘り下げて語ってみました!

どんどん気になるカードが発表されているので、順番に語っていこうと思います!

 

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