MTG航海日誌

航海だったり後悔だったり。MTGを楽しんでいきたい。

グルールファイアーズ調整録(1):負けられないのにネタデッキ

前日譚の記事がこちら!!

www.psstandardmtg.com

 

前回の記事ではチームスタンダードでそこそこの強さと最高の面白さを見せてくれたファイアーズ!これは本格的に調整したらなかなか行けるのでは???と血迷った僕は、真剣にファイアーズを研究し始めるのでした…

どうしても勝ちたいプレインズウォーカーウィークエンドまであと2週間しかないぞ!

 

 

 

 

どうしても勝ちたいウィークエンドになった理由

 

5月に入り、衝撃的な知らせが届きます。

 

「あの店、今月いっぱいでMTGの取り扱いをやめるんだってよ」

 

そのお店は、普段から頻繁に大会に出るわけではなくて予定が合えばたまに参加する程度、いつも買い物に行くわけでもなく他の買い物のついでに掘り出し物がないかを見たりする程度でした。

店員さんとはそれでも顔なじみで、いつも気さくにいろんな情報を教えてもらっていたのですが、近隣の他のお店と比べてしまうとどうしても欲しいものが置いていなかったりしてたまにしか行かないお店でした。

 

でも本当にただただ衝撃でした。

なぜならそのお店は、

 

僕が初めてストアチャンピオンになり、その次のストアチャンピオンにもなって夢の2連覇を成し遂げたお店だったからです

 

MTGの取り扱いをやめる、ということは今後そのお店では大会が開かれなくなります。もちろん、ストアチャンピオンにもなれません。

僕はその2連覇以降、そのお店はおろか他のお店でも優勝できていませんでした。

 

なので今回のウィークエンドは、僕にとって絶対に負けられない、王座を奪還する最後のチャンスになりました。

 

 

3色目を模索する→青!?

 

3色目を白にしたチームスタンダードでは、結果的に秋の騎士以外の有用なサイドボードカードを見つけることができませんでした。

そこで、3色目を他の色にできないかを考え始めました。

 

まず考えたのが、前環境と同じ黒。

これなら貪欲なチュパカブラが使える!!ベルゼンロックも使える!!

アドバンテージという観点では、これに勝るアイデアはありませんでした。

 

しかし、今回はフェロックス(緑ダブシン)の強さを最大限に利用しつつ、イルハグ(赤ダブシン)を使って爆発力を出すというデッキなので

 

黒ダブシンってのはどうなん??しかも4マナめっちゃ渋滞するやん???

 

という思いに駆られてしまいました(前回白ダブシンのオケチラを入れていた自分を華麗に棚上げ)

 

ということで、白でも黒でもないとなれば青。

青くなれば何が取れるのか見ていきましょう。

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まずは言わずと知れたアド取りモンスター混成体くん。

アーク弓との相性は悪いけど、マナフラ受けにはもってこい!そしてちょうど1枚しか持ってないから、このデッキに採用する枚数にはバッチリ!

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そして探検パッケージのカウンターと相性のいいロアレスクくん。

律動もカウンターを置くから死亡時の増殖と相性がいいし、地味に飛行とタフネス5なのがえらいぞ!

最後にサイドから採用してみたタミちゃん!

エスパーやグリクシスの繰り出すハンデスから自分のクリーチャーを守れるぞ!しかも一度死んだクリーチャーを持ってこれるんだ!プラスも神サイクルと噛み合うぞ!

 

なーんて思ってた僕ですが

 

めっちゃくちゃ弱かったぞ!!!

 

 

今回のリストが弱かった理由

 

まず、探検パッケージをメインに8枚(マーフォークの枝渡りと翡翠光のレインジャー)採用していたわけですが、アドは取れるが脆い。

サイドから入れる野茂みを引こうにも、4枚採用すると他のデッキへのガードが著しく下がる上に、1体で殴って無理やり勝つ、というコンセプトと合わない。

ライフゲインして地上を止めても、地上があふれ返る=イルハグが殴れないという状態に陥り八方塞がり、ということになってしまいました。

 

そしてそんな頃にロアレスクや混成体を出しても盤面はひっくり返りません。そうなると、除去の薄いこのデッキに勝ち目なんてあるはずもなく、でした。

 

そんでタミちゃん、君はフェロックスの邪魔だったよ(フェロックスを出したほうが強い上にフェロックスがいると出せない)

 

何より、3色目を使うということはショックインの可能性も高くなるので、序盤で大きな壁を用意できないこのデッキではペイライフが大きな痛手になりました。

 

というわけで赤緑に絞って構築することになったのでした。

 

この時点で残り1週間!

絶体絶命だ!!

 

 

というところで今回はここまで!